どうもローズです。
Netflixオリジナル映画【マーダー・ミステリー】のネタバレ感想です。
主役を務めるのはジェニファー・アニストンとアダム・サンドラー。2人といえば映画「ウソツキは結婚のはじまり」で夫婦を演じましたが面白いことに今回も同じ設定。
このドラマには殺人事件が絡んでいるというのにコメディ要素が強い2人が選ばれるなんて興味深いですね。
ちなみに日本人の忽那汐里さんも出演しています。
目次
【マーダー・ミステリー】作品紹介
原題:Murder Mystery
公開年:2019年6月14日 監督:カイル・ニューアチェック 出演:ジェニファー・アニストン、アダム・サンドラー、ルーク・エヴァンズ、ジェマ・アータートン、アディール・アクタル、ルイス・ヘラルド・メンデス、ダニー・ブーン、テレンス・スタンプ、忽那汐里 上映時間:97分 |
キャスト陣たちですが、数々の有名作品に出演しているルーク・エヴァンズや007のボンド・ガールを努めたジェマ・アータートンなどもいて豪華です。
上映時間は10分近くあったエンドロールを除くと90分以内なので、サックっと気軽に見ることが出来ました。
【マーダー・ミステリー】あらすじ
15年越しのハネムーンが一転、小説顔負けの推理劇に。ニューヨークからやってきた一介の警官とその妻が、大富豪のヨットで起きた殺人事件の謎を追う。(Netflix)
という内容。
要するに、夫婦が旅行中にお金持ちと出会い、厄介事に巻き込まれるといった話ですね。
事件物なのにコメディ要素が詰まっていてなかなか面白おかしな作品ですよ。
【マーダー・ミステリー】キャスト・登場人物
ニック(アダム・サンドラー)
刑事と名乗っているが、本当は巡査でオードリーに嘘をついている。
コメディアンで活躍しながら”50回目のファーストキス”や”ウソツキは結婚のはじまり”などに出演し俳優でも活躍しているアダム・サンドラー。相変わらず最高のリアクションをしますね。
オードリー(ジェニファー・アニストン)
15年間ヨーロッパ旅行に連れて行ってもらえず、ニックには呆れている。
”ウソツキは結婚のはじまり”でアダム・サンドラーと夫婦約で共演しているジェニファー・アニストン。最高の妻を演じてくれました。
チャールズ・キャヴェンディッシュ(ルーク・エヴァンズ)
マルコムの夫で、スピッツ夫妻をボートに誘う。
イケメンな男性同性愛者で注目を浴びるルーク・エヴァンズ。”美女と野獣”やワイルド・スピードにも出演しており超有名。
グレース・バラード(ジェマ・アータートン)
女優として活躍している。
007 慰めの報酬で約1500人の中からボンドガールに選ばれたジェマ・アータートン。どんな格好をさせても似合ってしまう完全無欠な女優さん。
マルコム・クィンス
チャールズの叔父で億万長者。
スージー
マルコムの妻で、忽那汐里さんが演じています。
トビー
マルコムの1人息子でゲイ
ウレンガ大佐
ナミビアの軍人。マルコムを爆破から救った時に片目や手を失っている。
セルゲイ
ウレンガ大佐のボディーガード。
マハラジャ
偉大なる王。
ファン・カルロス
レーサー。
【マーダー・ミステリー】評価
ずばり10点満点中7点!
個人的にはいいほうで普通に面白かったです。サスペンス物かと思いきやコメディ要素が多くて、全くそんな感じはしませんでした。
そしてなにより主演のジェニファー・アニストンとアダム・サンドラーが安定して面白かったのがデカイかなと。
以前にも全く同じ夫婦として共演していましたから息はぴったりでしたね。夫婦として上手くいってないように見えて、肝心な時にパワーを発揮する所とか最高に良かったです。
日本人の忽那汐里さんも上手くフィットしてましたし、後半は、ひねりのある展開になっていて意外性を感じました。
90分もかからずにサックっと見れて、面白おかしく楽しめるので皆で集まって観戦するとより楽しめるんじゃないかなと。
【マーダー・ミステリー】ネタバレ感想
念願のヨーロッパ旅行
ニックは刑事への更新試験で不合格に。オードリーには刑事になっていると嘘をついていました。どうやら試験に落ちたのは初めてじゃなさそうで、まだオードリーには本当のことを言っていないみたい。
オードリーは結婚15週年目なのに、一度も旅行に連れて行ってもらえず本人はあきらめモード。そんな中ニックはヨーロッパ旅行の計画を打ち明け、次の日に出発することになります。
その後、飛行機に乗った2人はお金持ちのチャールズと出会い同じ旅行先ということもあり気に入られます。正確にはオードリーがね。
チャールズは婚約者をおじのマルコムにとられており、そのマルコムの船で2人を祝う事になっていました。それにスピッツ夫妻も呼ばれることに。
つまりチャールズとマルコムの関係はドロドロ状態。億万長者のおじいさんに婚約者をとられる。めちゃくちゃな話ですね(笑)
事件
マルコムの結婚を祝うために集まったゲストたち。素晴らしい会になるはずでしたが、マルコムが全員(スピッツ夫妻は別)に出した答えは”長い時間をかけて稼いだ金に群がっているヒル”。
いきなり溜まった不満を吐き出すという展開に。人の妻を奪っといて、ゲストに命をかけて救われといて、なにいってんだって話ですけどね。
ざわざ皆を呼び出したのは目の前でスージーに署名させ屈辱を味わわせるため。最初から財産を分け合うつもりはありませんでした。
その後電気が消えマルコムは何者かにナイフで刺され死亡。オードリーは犯人が2人いると推測。電気を消した者とナイフを消した者。ニックよりも刑事に向いてそう。
続いてトビーも何者かによって殺されました。
この時点で容疑者は9人。(もちろんスピッツ夫妻も入れて)マルコムが刺された時にいなかったグレースが怪しい。
疑われたニック
事件の事で刑事に尋問されることになったゲストたち。その中で唯一疑われたのがニックで、理由が刑事と嘘を付いていたため。
ちゃんと調べられており、刑事の更新試験に3回落ちていたことが発覚しました。追い詰められたニックは犯人探しに徹します。
犯人探し中、スピッツ夫妻のもとに”スウィート802号室へ来い”という手紙が届きます。セルゲイからで、大佐を疑っていました。
過去に爆破で体が不自由になった大佐は妻をマルコムから奪われ、妻は妊娠中に死亡。それでマルコムを恨んでいました。
ちなみに妻の名前はマデリーン・ルブティエール。後にマデリンが事件とつながりを見せます
つまり大佐には十分に恨む動機があったのです。大佐の秘密を暴露した後にセルゲイが何者かによって撃たれ死亡。
その後犯人かと思われた大佐でしたがセルゲイが撃たれた直後歯の手入れをしており、容疑者から遠のきます。
グレースとセルゲイは2人でいちゃついてましたし、犯人である可能性は低い。怪しいと思われてきた人物たちは全然と怪しくなく時間だけが過ぎていく展開に。
それにしてもこれだけ人が死んでいるというのに全然ミステリードラマ感がないって逆にすごすぎ。原因は面白おかしいスピッツ夫妻ですね。
ことごとく外れる推理
犯人を探してる最中オードリーに刑事でないことがバレて、2人の関係は悪化。オードリーはチャールズから街から出るように言われ一緒に車に乗って行くことに。
そんな中オードリーがチャールズの車から日本で売ってあるクラリチンを見つけます。そこでチャールズとスージーがグルであると予想。
しかしその後スージーもチャールズも殺され、またしても予想は外れます。
ラスト
犯人が分からず追い詰められたニックはとりあえず生き残っている4人(グレース、ウレンガ大佐、マハラジャ、ファン・カルロス)と刑事たちを集め見切り発車で推理を初めます。
そして、なんとなく初めた推理が犯人を明らかにしていき、グレースが改名していたことが判明。ニックはグレースの大ファンで彼女が一番最初にでていた映画で、本名を使っていたことを覚えていました。
本名はグレース・バトラー。フランス語でルブティエール。そう母親がマデリーンだったのです。
しかし決定的な証拠がなく捕まえられずに居るとオードリーが頭についた傷のことを思い出し、見事的中。
マデリーンが娘を生んで亡くなり、その要らない娘を捨てた。捨てられたグレースは遺産を密かに狙っていました。
この段階で、共犯者はマルコムの息子であるトビー。
でしたが、セルゲイが殺される1時間前グレースはマハラジャと1時間以上も一緒にいたというアリバイがありました。当然グレースには殺せないですし、とっくに死んでいるトビーも容疑者から外れます。
となると2人目の容疑者は逮捕できないでいない事になります。
ニック、オードリーはファン・カルロスが英語を理解していたことを思い出す。結果、12何ヶ国話せることが分かり、刑事に銃を突きつけ犯人であることが判明。
ラストはオードリーがフェラーリを上手く使いこなしチェックメイト。
普通に華のある終わり方で気持ちよかった!
【マーダー・ミステリー】まとめ
とりあえずスピッツ夫妻、最高!!!
ラストのフェラーリを乗りこなすジェニファー・アニストンかっこよかった〜!アクションいけんじゃない?!ってぐらいお似合いでした。
ストーリーは後半になるに連れて面白くなっていきましたね。正直犯人は予想とは違っていたので普通に驚いちゃいました。
できるならまたアダム・サンドラーとジェニファー・アニストンのお笑いコラボが見たいです。
今回はこのへんで〜。最後までありがとうございました!