どうもローズです。
Netflixドラマ『メシア』についての感想記事です。
あけましておめでとうございます。
今まではこのブログ、映画・海外ドラマ中心にやってきましたが2020年からは海外ドラマオンリーでやっていきます。というのも両立は難しいと思ったからです。(たまに映画の記事もアップするかもですが。)
その代わり海外ドラマにより特化したブログにしていくつもりなので、今後ともよろしくお願いします!
目次
『メシア』あらすじ
突然現れたカリスマ的人物が、民衆を霊的運動に駆り立て政情不安を引き起こす。その存在を危険視したCIA捜査官は正体を探り始めるが…。架空の出来事を描くフィクション。(Netflix)
主人公の”メシア”と呼ばれし男は大衆扇動の才能に恵まれています。いわいる人を動かす力ですね。その力を使って大衆をコントロールし、何かを企んでいるみたい。
それに目をつけたのがCIA捜査官のエヴァ。このままでは危険だとメシアの正体を探っていきます。
簡単にまとめると、洗脳が得意なカリスマの正体をCIA捜査官が暴こうとするお話ですね。
『メシア』登場人物・キャスト
アル・マスィーフ(マハディ・ザハビ)
通称”メシア”
大衆を先導し、何かを企む。
エヴァ・ゲラー(ミシェル・モナハン)
CIA捜査官。
怪しい行動を取るアル・マスィーフの正体を探っていく。
『メシア』 シーズン1 ネタバレ感想
1話 目的
ISIL(テロ活動を繰り広げているイスラム過激派組織)は南部に勢力を広げていました。ダマスカスも数ヶ月前からアイシルに占領され状況は悪化。
そんな中、長い黒髪の男が現れ謎の演説を開始。”神の手が敵を追い返す”とかわけのわからないことを発言。するとダマスカスは砂嵐に覆われ、ISILの民兵は何も見えないため攻撃ができない状況に。
その後、43日間も砂嵐が続きISILの民兵は撤退することに。砂嵐によってダマスカスの難民は救われたのです。その砂嵐を呼び起こしたのが長い黒髪の男アル・マスィーフ。難民はアル・マスィーフが砂嵐を呼び起こし国を救ったと思い込んでおり、難民たちは彼を崇めるようになりました。
アル・マスィーフは砂嵐を呼び起こしたのか、それとも砂嵐が迫ることを分かっていて現れたのか、まだ何も分かりません。
アメリカではアル・マスィーフの存在を危険視している人物がいました。CIA捜査官のエヴァです。ISILを撃退したアル・マスィーフは信奉者を2000人惹きつけていました。エヴァはいずれ暴動の恐れがあると考えており警戒リストに追加します。
アル・マスィーフを衛生でたどると、ダマスカスからイスラエルに移動していました。イスラエルに到着した信奉者たちは侵略する気まんまんでしたがアル・マスィーフから武器を手放すように言われます。侵略する気はないようです。
その後アル・マスィーフは何も反抗せず自ら捉えられにいきました。そしてエルサレムの収容所でアヴィラムという人物から尋問を受けることに。
アヴィラムから何者かと尋ねられると、”み言葉”と名乗ったアル・マスィーフ。意味は”神の言葉”
シリアで何をしていたのかと尋ねられたアル・マスィーフは、父のメッセージを伝えていたと答えました。
さらにアル・マスィーフはアヴィラムの過去や名前などあらゆる情報を言い当てたのです。さすがのアヴィラムも動揺していました。
最後にアル・マスィーフは収容所から逃げ出していました。どうやって???アル・マスィーフにはどんな力があるのか?そして目的は何なのか?謎だらけです。
2話 ゴットハンド
2話で気になったのはエルサレムでアル・マスィーフがイスラエル警察に発砲した少年を救ったシーン。発泡した少年に近づき、傷ついた箇所を手で抑えたアル・マスィーフ。
するとその直後、少年は何事もなかったかのように目覚め血もとまっていました。銃弾も取り出されておりこれがアル・マスィーフの力によるものだったら彼は神として崇められるようになるでしょう。
でもCIA捜査官のエヴァは疑いの目を持っていました。発砲があった場面をカメラでチェックすると、銃が火を吹くところは映っていませんでした。
エヴァは、実際に発砲はされなかったのかもと考えます。そしてこれが茶番だとしたら、撃たれた子やその親も関わってる可能性があるためエヴァは本人たちに会いに行くことに。
そして彼らによると、”神の仕業によるもの”らしい。なんかこれ以上は聞かないでくれ的な雰囲気出してたし秘密を抱えていそうな感じだった。
神って言っとけばなんとでもなるパターンですね。完全におかしいやつですから、そう見られるのが作戦なのかも。
個人的にスピリチュアルで終わるのは勘弁なんで、なにかトリックがあることを願います。もしトリックだったとしたらアル・マスィーフは相当なIQの持ち主ってことになりますよね。それもそれで面白そう。
3話 巨大竜巻
牧師のフェリックスが住んでいるテキサスで巨大竜巻が発生。フェリックスは借金を抱えており教会ごと放火する気でいました。
そんな時にやってきたのが巨大竜巻。放火するような状況じゃなくなり村の住人たちは地下室へ移動。竜巻がなかったら家は放火していたでしょうね。
家でしたレベッカも竜巻に襲われそうになりますが、なんとヨルダンにいたアル・マスィーフが現れ救われることに。竜巻が発生し町を襲う夢を見ていたレベッカ。夢が現実になったことに驚いていました。
フェリックスらがいる教会組もアル・マスィーフによって助けられました。町は竜巻によって見るも無残な形になりましたが唯一教会だけは無傷でした。これもアル・マスィーフによる影響か。
フェリックスは完全にアル・マスィーフのことを神として崇めていました。そしてアル・マスィーフが竜巻から救ったと、たちまちネットで拡散されることに。アル・マスィーフは今回の件で更に有名人となりました。
つい最近ヨルダンにいた人間が、いつの間にかテキサスに移動。一瞬本当に神の使いなのかと信じました。でもエヴァはプライベートジェットで移動した可能性があると全く信じておらず、たしかにと納得させられた。少しずつアル・マスィーフの正体が見えてくると良いんですけど、、、
4話〜10話
ここからは、最終話まで見たネタバレ感想です。
個人的にはあまりハマらなかったかな『メシア』なので今回の記事、そこまで熱心に書いてません、、、
逆に、強烈に面白かったとかハマったという人も結構いるみたいです。評価もそこそこ良いいので、好き嫌いが分かれそうな作品だと思います。
個人的には1話目からなんか違うな〜と感じつつ2話、3話と粘ってみたものの全く面白みが分からなかった。基本的に3話でつまらないと思ったドラマはその後もほとんどの確率でつまらない。
それでもブログのために一応、全話見ました。しかしながら奇跡のどんでん返しは起こらず。個人的になんの手応えも感じることができず終わってしまいました。
でも希望がないわけではないんですよね。理由は2つです。
1つ目はアル・マスィーフが”メシア”ではないということ。”メシア”というのは選ばれしもの、いわいる神的存在。
アルは自分を神と思っているよう。しかしCIA捜査官のエヴァがきっちりアルの正体を突き止めてくれました。本名はパヤム・ゴルシリどこにでもいる普通の青年だったことが判明。
手品を習っており、すごく知能が高かったようです。となると大衆を先導したり、砂嵐や、撃たれた少年が助かった出来事、水の上を歩いたり、全てにおいて彼の仕業だという可能性は大いに考えられますね。
なので今までアルの周りで起きた奇妙な現象は、神によるものではなく全て計算されたことだったと考えるのが妥当でしょう。
個人的にスピリチュアル系が大嫌いなんで、こういった展開は大歓迎。物事には必ずロジックが存在するのでエヴァにはそこを暴いてもらいたいですね。
2つ目はシーズン2でエヴァがパヤム・ゴルシリをどういった形で追い込むかということ。シーズン1では彼の本名、学歴、過去、結構いい線まで暴けていました。
パヤム・ゴルシリにはまだまだ秘密が隠されていそう。その秘密をエヴァが更に暴き追い詰めることになると予想しています。
ということでシーズン2も頑張ってみてみます。
あと話は変わりますが嬉しかったことが1つ。ウォーキング・デッドのベス役エミリー・キニーが出演していましたね。ダリルとのタッグは凄く好きだった。
すっかり大人っぽくなって母役ですか。今回はサブ的ポジションでしたね。久々に元気なエミリー・キニーが見れてよかった。