どうもローズです。
Netflixドラマ『ノット・オーケー』ネタバレ感想と評価についてです。
前から気になっていたドラマ。その理由として『ストレンジャー・シングス』の制作陣と『このサイテーな世界の終わり』の監督がタッグを組んだ作品なんですよ。
面白くないわけがないでしょ!予告編を見た時点で心掴まれました。
それでは振り返っていきたいと思います。
目次
『ノット・オーケー』あらすじ
居心地悪い高校生活、家庭の事情、親友への報われない片思い。落ち込んでばかりのシドニーは突然謎の超能力に目覚め、思春期の悩みはますます複雑になるばかり。(Netflix)
様々な不満を感じながら日々を過ごしていた主人公のシドニーが、ある日突然超能力に目覚めて更に不満を抱えることになるお話。
舞台はアメリカのペンシルベニア。シドニーが暮らしている地域は田舎でなにもない所。本人はその事にも不満を感じており毎日が楽しくなさそう。そんな感じで物語がスタートしていきます。
『ストレンジャー・シングス』の制作を担当したショーン・レヴィと、『このサイテーな世界の終わり』の監督ジョナサン・エントウィッスルがタッグを組んだことにより大きな注目を浴びました。
10代の若者を描くブラックコメディなんですけどショーン・レヴィ曰く、若者だけが見るドラマにしないように制作したとのこと。
どんな人が見ても面白いと思えるようなドラマを作っちゃうなんて流石だな〜。『ストレンジャー・ジンクス』は若者意外にも見られてますから似なような感じになるでしょうね。
『ノット・オーケー』登場人物・キャスト
シドニー・ノヴァック(ソフィア・リリス)
主人公。平凡な17歳の白人女。例えるなら『このサイテーな世界の終わり』のアリッサみたいな感じ。根暗なところとか、凄くにてる。
常日頃様々なことで不満を感じており、怒りを制御できずよくキレてしまう。1年近く前に父親を亡くしており、それもあって学校の先生から心配され日記を進められる。
シドニーの事を性格悪いと見る人もいますが、繊細な心の持ち主で弟思いの良い姉なんですよね。赤毛も似合ってるし、何より笑った時がめちゃくちゃかわいい。いつもあまり笑わないので笑ったときのギャップがヤバかった。
主人公のシドニー演じるのは『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のベバリー訳で一躍人気になったソフィア・リリスちゃん。本作で初めて知りました。
ほんとに可愛らしいお顔ですよね。髪が短いと男の子に間違えられてもおかしくないというか、予告編の段階では男の子だと思ってました(笑)
本作では17歳なんですけど実際も18歳で年齢差がほとんどなく若い。
これからの活躍に期待したいですね!
スタンリー・バーバー(ワイアット・オレフ)
通称”スタン”。シドニーの近所に住んでいる変わった人。
シドニーとは違って悩みゼロ。気さくで優しい性格。唯一、シドニーの超能力を知っている。
他の同級生とは違って、趣味やファッションにセンスを感じた。
スタン演じるのは、ソフィア・リリスちゃんと同じく『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』に出演していたワイアット・オレフくん。
ワイアットくんも本作で初めて知ったんですけど、若っか…まだ16なんですね。これからの活躍が楽しみ。
ディナ(ソフィア・ブライアント)
シドニーの親友。
明るい性格で、学校では目立った存在。転入が同時期だったことをキッカケに仲良くなる。
リアム(エイダン・ヴォイタク=ヒッソン)
シドニーの弟。
シドニーと仲良し。天パが可愛い。
マギー(キャスリーン・ローズ・パーキンス)
シドニーの母親。
父親を亡くし現在は、1人で子どもたちのために頑張って働いている。
『ノット・オーケー』感想(ネタバレ)
評価は?(ネタバレなし)
予想通り面白かったです。
『このサイテーな世界の終わり』を思い出させる予告編を見た時点で面白くなるだろうな〜とは確信していたんですけど結果そのとおりになちゃいましたね。
10代の若者を描くドラマですが大人でも十分に楽しめると思います。
主人公のシドニーが魅力的だった。普段ムスッとしてるくせに、あんな笑顔見せられちゃぁね、、、視聴者から見たら全然憎めないキャラだし応援したくなる。
最近思うんですけど、1話30分で構成される海外ドラマ増えましたよね。『このサイテーな世界の終わり』を始め、『ユニークライフ』などNetflixが短編ドラマに力を入れているイメージです。
あっという間に見れて、なおかつ面白いという最強じゃないですか。これなら飽き性な人でも問題ないと思います。
『ノット・オーケー』は約20分で全7話更生。3時間もあれば見れちゃうって凄くないですか。1話毎に休憩取れるし、面白いからすぐに時間すぎるし、まだ見てない人は騙されたと思ってみてほしい。ほんとサクッと見れちゃうから。
最近は海外ドラマだけで言ったら、Netflixが強すぎて他の動画配信サービスと比べても突出しているイメージ。なんといってもオリジナル作品ですよね。
正直、オリジナル作品だけでもNetflix成り立っちゃうんじゃないかと思ってます。今後さらに力つけていきそう。
平凡な17歳シドニー
平凡な17歳という、どこにでもいそうな学生っていう設定がいいですよね。多くの視聴者から愛されそう。
シドニーの特徴を上げていきます。
- 反抗期
- 学校ではイケたグループに属してなく、根暗で友達は少ない
- 怒りを制御するのが苦手で、すぐキレてしまう
- 繊細な心の持ち主で本当は優しい
- 弟思い
などなど、自分と同じ特徴を持っているなと思った人は少なからずいるはず。ちなみに自分もいくつかマッチしました。
シドニーの怒りを制御できない悩み凄く共感できた。分かっていても止められないんですよね。そういった子に関して心が繊細で凄く優しかったりするんですよ。
シドニーのことを知れば知るほど好きになちゃいます。レズビアンだったこととか。怒りが超能力になった時は流石にビックリしましたけどね。最初は偶然かなと思っていたんですけど物が宙に浮いた時は流石に信じました。
全然制御できていない感じでしたけど、正直言って未知数ですよね。コントロール出来ないと周りの人間を傷つけてしまう可能性もあります。そもそも怒りを感じたときに発動する時点でコントロール難しそう。
父親も超能力者でしたが制御できずに最後は自殺するわけですから、シドニーからしたら超能力なんてタダの迷惑。
いや、ブラッドの頭を吹き飛ばした訳ですから迷惑どころの話じゃない。コメディの枠飛び越えてんじゃん。でもブラッドうざかったので超スッキリした。うざいキャラあんな感じで死んでくれると最高なんだが。
それと、ブラッドが死んだ時にシドニーは日記を拾い忘れる訳なんですけど、あのノートに超能力に関することが書かれているんですよね。見られてはいけないノートをシーズン2でどう取り返すのかにも注目です。
シーズン2はどうなる?
まずは皆が気になっている超能力についてですが、キーとなるのは謎の影男。シドニーの超能力を知っています。
初めて影男に出会ったシドニーが”恐れるべき?”と尋ねると”彼らが恐れるべきだ”と返した影男。以上の会話から察するに影男は敵ではなく見方でしょう。そしてシドニーの能力のことを知っていると思います。
予想ではシドニーの指導者になりそう。シドニーが超能力を使いこなす段階までいくんじゃないかと思ってます。
影男の正体はシドニーの父親である可能性もあるかも知れません。でもそこに関しては現時点ではなんとも言えないです。
それとディナとの関係。最初シドニーからキスをされたときディナは嫌がってましたけど、後にそうでもないことに気づくんですよね。
そしてディナと再びキスをするのかという時に運悪く音楽が止まり、タイミングを失います。あのまま音楽が止まっていなかったら2人はキスしていたかも知れません。
続きはシーズン2に持ち越しです。
『ノット・オーケー』 曲・挿入歌
本作で使用された音楽が魅力的だったので、調べれた曲だけ紹介していきます。
映画のワンシーンで流れる曲や、サウンドトラックが大好きで、素晴らしい曲が使われるたびに紹介していくつもりです。
1話
I’m Not Like Everybody Else (Mono Mix)/ザ・キンクスオープニングで流れます。 I See It, I Like It, I Want It/Shirley Ellis3:30あたり。シドニーとディナの下校シーン。 I Should Not Be Seeing You/Connie Conway12:30あたり。シドニーとリアムが買い物するシーン。 Fly/ Bloodwitch14:30あたり。スタンとシドニーが自宅で音楽を聞くシーン。6話のエンディングでも流れます。 Bad Things/Cultsエンディングで流れます。 |
2話
I Remember Lucy/Thunderbootsオープニングで流れます。 Hey Little Girl/ Bloodwitch2:30あたり。シドニーがスタンと出会うシーン。6話のエンディングでも流れます。 Clown/Midnight Sister4:30あたり。シドニーが線路で怒りを爆発させるシーン。 Chug-A-Lug/ロジャー・ミラー7:30あたり。シドニーのショッピングシーン。 Something On Your Mind/Karen Dalton11:00あたり。ドライブシーン。 I’m Glad/Captain Beefheart & His Magic Band14:00あたり。スタンの自宅で流れます。エンディングでも流れます。 |
3話
Every Time You Go Away/ポール・ヤング8:10あたり。バナナのシーン。 I Wish I Was a Monkey/Nervous Norvus10:30あたり。シドニーが日記を書くシーン。 Burn Baby Burn/Stud Coleエンディングで流れます。 |
4話
The King of Rock ‘N’ Roll/プリファブ・スプラウトエンディングで流れます。 Holding Out for a Hero/ボニー・タイラー16:00あたり。スタンがシドニーを指導するシーン。 |
5話
Pissed Punks (Go For It)/Peter & The Test Tube Babies2:20あたり。シドニーが居残りになるシーン。 |
6話
Hush, Here Comes the Bogey Man/Henry Hall & The BBC Dance Orchestra & Val Rosing1:30あたり。シドニーが日記を書くシーン。 |
7話
Sunshine Superman (1999 Remastered Version)/マイク・ヴィッカーズ2:00あたり。シドニーが笑顔を作るシーン。 Here Comes Your Man/Pixies5:00あたり。それぞれがホームカミングの準備をするシーン。 Somewhere in My Heart/アズテック・カメラ10:00あたり。シドニーとディナがホームカミングに到着したシーン。 モア・ザン・ディス/ロキシー・ミュージック12:00あたり。スタンを見つめるシドニー。 The Killing Moon/エコー&ザ・バニーメン21:00あたり。シドニー血まみれのシーン。 That\’s Why/David Marks & The Marksmenエンディングで流れます。 |
最後に
いかがだったでしょうか。個人的にはとても楽しめました。シーズン2が楽しみです。
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