【ハンドメイズ・テイル】シーズン２第13話（最終話）驚きの連続（ネタバレ感想）

【ハンドメイズ・テイル/侍女の物語】シーズン２第13話(言葉)のネタバレ感想です。

とうとうシーズン２の最終話です。シーズン１と比べてシーズン２の面白さは圧倒的でした。希望が全く見えなかったシーズン１に対しシーズン２は希望も見え、それぞれの人物がよく行動するようになったためより刺激的な内容になっていました。

今回の最終話は、もちろん内容にも満足してますし、なんといっても終わり方が”次回すごく見たくなるような”終わりでした。そして過去最高にスッキリするシーンも見れて大満足です。

イーデンが亡くなりジューンとリタは彼女の服を片付けていました。そしてリタはイーデンに対し”きつくあたってばっかり”と自身の行いに後悔するのです。

そんな中ジューンはイーデンが隠し持っていた”聖書”を見つけます。聖書には大量の書き込みがありました。

聖書を持つことはギレアドで禁じられているのにも関わらずイーデンは神を必死に理解するために危険を冒してまで学ぼうとしていたのです。

ジューンはその聖書をセリーナに見せますが”イーデンは多くの罪を隠していたようね”と言われます。ジューンはそれに対し強く反論し、赤ちゃんはどうやって守るのか問いただします。

セリーナは神の言葉に従って生きるようにと言ってましたがジューンが文字も読めないのにと正論で追い詰めセリーナはブチギレます。ジューンは呆れてその場から出て行きました。

その後、セリーナは明らかに動揺していました。イーデンの死が何らかの影響を与えたのは間違えないでしょう。

イーデンの父がウォーターフォード家に謝罪をしに来てました。イーデンの父に対しフレッドは”ひどい過ちだった”などとクソ発言連発。セリーナはジューンの発言が響いたのか励ましの言葉をかけていました。

驚いたのがなんとイーデンを通報したのは父だったのです。クソ野郎ですね。娘よりも自分の安全を重視した根性なし。

そのことに対し怒りで満ち溢れ性たジューンはフレッドに”あなたの娘が同じことをしたら？と問います。フレッドは”口を慎め”とジューンを殴るのです。

しかしここでは終わりませんでした。なんとジューンが殴り返します。久々にきもちいシーンだったなー。この時のジューンの怒りに満ちた表情すごかった。戦闘モード丸出し状態って感じ。

娘の将来に対して不安を抱いていたセリーナはイーデンの死や、ジューンの影響があってか婦人たちに相談します。

セリーナは法の修正を求めるために多くの婦人とともにギレアドの評議会に立ちます。そして息子や娘たちに聖書を読ませたいと提案します。その後セリーナは１人で聖書を読み出し流石の婦人たちも”やりすぎ”と反対します。

前回ローレンス司令官も言っていたように、”文字を読んだ女への罰は指を一本”です。そうなるかもしれない中でセリーナは娘のために覚悟をくくったのです。彼女の勇敢な行動に驚きました。

法の修正を求めたセリーナは仕打ちを受けることに。フレッドに助けを求めるも結局指を一本失いました。フレッドは”役割を思い出させた”といてました。セリーナは早くこの家を出るべきですね。フレッドがいたら何をされてもおかしくないでしょう。

ローレンス司令官との初めての儀式を行おうとしていたエミリーですがきっぱり断られます。初めての展開にエミリーは動揺してました。次の朝リリア叔母が現れ、初の儀式をしたことになっていました。

儀式のことを聞かれ皮肉な態度で皮肉を連発するリリア叔母に対しついにエミリーの堪忍袋の緒が切れました。ナイフで背中を刺し、殴って階段から突き落とし、何度も蹴りを入れボコボコに。

もう過去最高にスッキリする瞬間で何度も見ちゃいました。リリア叔母の苦しむ姿をとても見たかったので大満足です。恨みを晴らしていくエミリーのやり方ほんと大好き。

エミリーは凄くスッキリしてそうでしたが、後に自分がやばいことをしたことに後悔するのです。これでエミリーが助かればこのストーリは完璧。一番好きなキャラだしマジで何もされないで～。

その夜、ローレンス司令官の車に目的地がわからないまま乗せられます。車の中ではハッピーな音楽。エミリーの心境からすると”これから罰を受けるのになんでハッピーな音楽を聞かなきゃならないの？”って感じでしょうね。

でも個人的にローレンス司令官は罰を与えるような感じでは無さそうでした。個人的に、むしろどうにかなるんじゃないかと楽観視してました。

付近の家で火事が起きていた最中にリタが”私たちが赤ちゃんを逃がしてあげる”と言います。このタイミングでまさかの展開に。

この件はニックも知っていて、フレッドが気づくも銃を構え行かせませんでした。

家を出ようとした時、セリーナが現れ”私の赤ちゃんを返して”と。ジューンは赤ちゃんのためにこの国では育てられないと説得します。そしてセリーナは赤ちゃんのために逃がすことを受け入れます。

愛する娘との別れ…感極まりました。娘の為を思い別れる道を選んだセリーナ、すごく素敵だったなぁ。

その後、火事に人が集中している最中に女中たちが次々と現れジューンと赤ちゃんを遠くへ逃がしていきました。最後トンネルに車が到着し、そこから現れたのはなんとローレンス司令官とエミリーでした。

ローレンス司令官は最初からエミリーを逃がすつもりだたのでしょうか？内容はどうであれ、これでエミリーはバツを受けずに済みギレアドを出られます。

迎えの車にエミリーと赤ちゃんは乗りましたがジューンは乗ろうとしませんでした。そして”ニコールよ。愛してると伝えて”と言い残し別れることに。ニコールはセリーナが付けた名前です。

ジューンはギレアドにとどまることを決意しました。復讐のためか？ハンナのためか？それとも別にも理由が？全く見当がつきません。

他にもニコールと別れたセリーナ、フレッドに歯向かったニック、エミリーの今後、などなど、いろんなことが気になりすぎててシーズン３が待ちきれない～。