どうもローズです。
Netflixで配信された『紅海リゾート -奇跡の救出計画-』についてです。
実話をもとに描かれた映画で、主演は『アベンジャーズ』や『キャプテン・アメリカ』でおなじみのクリス・エヴァンス!
マーベル作品の印象が強すぎて他の映画に出演しているイメージが全然ない(笑)強いて言うなら『ギフテッド』ぐらいかな〜。今回は、マーベルの時とは違ったクリス・エヴァンスが見れそうで楽しみです。
目次
【紅海リゾート -奇跡の救出計画-】作品紹介
原題:The Red Sea Diving Resort
公開日:2019年7月31日 監督:ギデオン・ラフ 出演:クリス・エヴァンス、マイケル・ケネス・ウィリアムズ、ヘイリー・ベネット、アレッサンドロ・ニヴォラ、マイケル・ユイスマン、アレックス・ハッセル、マーク・イヴァニール、クリス・チョーク 上映時間:129分 |
注目すべきはなんと言っても主演のクリス・エヴァンスでしょう。さらに『THE WIRE/ザ・ワイヤー』で知られているマイケル・ケネス・ウィリアムズや、若手実力派として注目されているヘイリーベネットも出演しています。
その他にも様々な有名キャストが勢揃い。
【紅海リゾート -奇跡の救出計画-】あらすじ
数万ものエチオピア難民を密航させるため、諜報(ちょうほう)員たちが本物の観光客を受け入れる偽のホテルを開く。実際にあった救出作戦に着想を得た物語。[Netflix]
1980年代初頭に、エチオピア内戦下で実際に起きた救出劇に基づいたお話。イスラエルの諜報特務庁とエチオピア人が力を合わせ、スーダンの難民キャンプから数多くのエチオピア系ユダヤ人をイスラエルへ送り届ける様子を描きます。
【紅海リゾート -奇跡の救出計画-】キャスト・登場人物
アリ・レヴィンソン(クリス・エヴァンス)
イスラエルの諜報特務庁”モサド”に所属している。チームを仕切るリーダーでリスクを顧みない性格の持ち主。
レイチェル(ヘイリー・ベネット)
アリが集めたエージェントの1人。セクシーな見た目とは裏腹に格闘技を得意としており強い。
ジェイク(マイケル・ユイスマン)
アリが集めたエージェントの1人。潜れる人材。
マックス(アレックス・ハッセル)
アリが集めたエージェントの1人。射撃が得意。
サミー(アレッサンドロ・ニヴォラ)
アリが集めたエージェントの1人。戦場医。戦争で手を負傷し両手を使えない。
カベデ・ビムロ(マイケル・ケネス・ウィリアムズ)
現地住民でアリの協力者。全てのエチオピア難民を救おうとしている。
【紅海リゾート -奇跡の救出計画-】ネタバレ感想
救出計画
1979年、エチオピアでは内戦が激化しエチオピア人は聖地を目指し始めていました。聖地とはイスラムの首都エルサレム。
戦争で数千人が死に数百人が負傷し避難していました。その中でも特に苦しめられていたのがエチオピア系のユダヤ人。
エチオピア系ユダヤ人たちは軍の虐殺や食糧不足などによって苦しめられていたのです。何もしていないのに殺されたりと見るに堪えない光景ばかり…
そんな難民たちを救うべく、イスラエルの諜報特務庁であるアリ・レヴィンソンは救出の任務にあたっていました。
ユダヤ人は数百人も存在しており全てを救おうとなると相当困難。それでもアリは全員を救う気でいました。徒歩で移動しながらなんとかスーダンまでたどり着きます。
そしてユダヤ人たちをスーダンの難民キャンプで匿うことに。スーダンは敵国で危険な土地でしたが、アリは難民は難民に隠すのが安全だと考えました。
その後アリは一旦、イスラエルから帰国の命令が出されたため国へ戻ることに。帰国したアリは上司のイーサンに難民を救出するための作戦について話します。
スーダンからユダヤ人を脱出させることは困難な事だとイーサンに反対されます。しかしアリは自分の意見を曲げようとせずユダヤ人全員を救おうという気持ちは変わっていませんでした。
そこでアリがある作戦を思いつきます。
スーダンのビーチに廃業していた紅海リゾートというホテルがありました。そのホテルを借りて脱出計画の拠点にしようといった作戦。アリは海路を使い難民たちをイスラエルへ送ろうと考えたのです。
その計画を実行するにあたってアリは一緒に働いていた4人のエージェントたちを集め、スーダンへ向かいました。
諦めなかったアリ
優秀なエージェントたちに無理言ってスーダンへまで来てもらったり、自分の考えを曲げなかったりと最後までわがままに感じられたアリ。
ですが全て難民たちを全員救い出すためのこと。難民たちを救うために自ら身を投げだしたり勇気ある行動が目立ちました。
そしてラスト400人もの難民たちを飛行機に乗せることに成功。これも200人ちょっとしか乗れなく皆んなは諦めていたのですがアリだけは何とかして難民を乗せようとして諦めていませんでした。
結果、他の物を飛行機からすて重量を減らしその場にいた全員の難民を乗せることに成功。一歩遅れていたら全員が死んでいた可能性も。
あの決断はアリにしかできないようなものでしょうね。その後もアリたちは救助活動を続け、数万のエチオピア難民が救助されました。
最後に
現在、世界では6500万人以上の難民がいると言われています。まだまだ多くの難民が苦しんでいるということです。
この映画ではそういったメッセージを伝えるために作られたのが1番の理由何じゃないかと思います。自分たちが、日本という国がどれだけ環境に恵まれているのか改めて実感させられました。
日々に感謝ですね。