どうもローズです。
今回は「ザ・ボーイズ」シーズン1第1話のネタバレ感想についてです。
ザ・ボーイズはスーパーヒーローを題材としたドラマなのにも関わらず、そのイメージは至って”最悪”。
本作でメインとして活動しているヒーローたちには表と裏の2つの顔が存在します。
表の顔はヒーロー活動のほか俳優や歌手、さらには政治活動なども行っており、ハリウッドスター的存在。
しかし裏では表沙汰にできないような悪事をいくつも働いています。
1話ではそんなヒーローたちの素顔が明らかに…
目次
「ザ・ボーイズ」シーズン1第1話 あらすじ
(ネタバレ無しのざっくりあらすじです。)
ヒューイはAトレインに恋人ロビンを殺される。そこへブッチャーが現れ復讐の話を持ち込む。
スターライトはオーディションに合格し、セブンの一員に加わる。
マデリンはボルチモアの市長と会議を開く。
「ザ・ボーイズ」シーズン1第1話 ネタバレ感想
ヴォート・インターナショナル社
ヴォート・インターナショナル社には、200名以上のヒーローたちが所属しています。
ヒーローたちは事件や事故を防止するためアメリカ各地に派遣されることもあれば、映画やCM、TVに出演したり、その他にもモデルや政治活動など様々な事業で活動し、巨万の富を得ていました。
いわいるヒーロービジネス。ヒーローたちを利用してお金稼ぎすることがヴォート社の目的。
そしてヒーローたちの中で歴史上最も優秀なヒーロー集団と呼ばれているのが”セブン”。
彼らはヴォート社の顔で、世間から絶大な人気を誇っており、ハリウッドスター的ポジションに君臨しています。
あまりにも理不尽な死
家電販売員として働いていたヒューイ。彼女のロビンと将来についての話をしていた矢先、何かが高速移動してきてロビンに衝突。
ロビンは一瞬にしてバラバラになり、死んでしまいます。突然のショックすぎる災難に見舞われたヒューイはただ叫ぶことしかできませんでした。
ロビンに体当たりしてきたのはセブンのメンバーであるAトレイン。しかしAトレインは何事もなかったのように、そのまま立ち去ってしまいます。
本人はロビンが勝手に車道に飛び出してきた為、避けられなかったと言っていましたが、ロビンは歩道に立っており、何も悪くありません。なのでAトレインの言っていることは全くの嘘。
しかしスーパーヒーローの発言は誰も疑おうとしません。結果、ロビン側が悪いことになり、Aトレインは罪を逃れたのです。
さらにイメージを落としたくないヴォート社は、ヒューイに4万5千ドルの賠償金を用意。
目の前で彼女を殺され、たった4万5千ドルで解決?しかもAトレインはなんの罪にも問われていない。もし自分だったら普通に頭おかしくなりそう、、、
スターライトの宿命
セブンのメンバーの1人、ランプライターが引退したことにより新たなメンバーであるスターライトがが加わることに。
その他6名のメンバーがAトレイン、ディープ、トランスルーセント、ブラック・ノーワル、クイーン・メイヴ、ホームランダー。
幼い頃からセブンの一員になりたいと憧れを抱いていたスターライトはついに夢を叶えます。
セブンの一員に加わり世界を救うスーパーヒーローになれる!面接に合格したスターライトは嬉しさで興奮度Max。
そしてついに、ヴォート社へ足を踏み入れます。憧れのヒーローの1人ディープと対面することができて感極まるスターライト。
幼少期からの憧れだったと伝えると、ディープはズボンを下ろしフェラを要求。もし断るならセブンをクビになると脅し、スターライトは要求に従うしかありませんでした。
いや〜清々しいほどクズですね。全てが順調だったスターライトはいきなり窮地に立たされることに。
ブッチャー
彼女を亡くしたヒューイの前にブッチャーと名乗る男が現れます。
彼はヒーローのせいで毎年数百人の人が死んでいる事実に対し怒りを覚えており、仕返しをしようと考えていました。
事故で一般人が巻き添えを食らおうがほとんどが闇に葬られ、なかったことにされます。これも全てヒーローのブランディングを守るため。
映画やCM、商品の広告などでも活躍しているヒーローたちは、大企業や政治家からも支援を受けており、目に見えない強力なバックに守られています。
ブッチャーはヒューイをある場所へ連れていきます。そこは唯一ヒーローたちがパパラッチを気にせず欲望を満たして好き放題出来る場所。
Aトレインの姿もあり、ロビンの死をネタにしてあざ笑っている様子を監視カメラでヒューイが確認します。
そしてヒューイは復讐を誓うのでした。
不正を暴くには情報を集める必要があります。そこでブッチャーはヒューイにセブンタワーに潜入し、盗聴器を仕掛けるよう提案します。
セブンタワーに潜入し盗聴器を仕掛けることに成功したヒューイでしたが、透明になる能力を持っているトランスルーセント(女性のトイレを覗き見する絵に書いたようなクズ)に見破られており、自身の働く家電店で反撃されるのでした。
しかしブッチャーの協力もあり、まさかのトランスルーセントを気絶させ捉えることに成功。
ここからヒューイとブッチャーの反撃がスタート!
脅威ホームランダー
ヴォート社の副社長マデリンは、殺人発生率が上昇し続けているボルチモアにヒーロを派遣しようと考えており市長と取引に関する会議を行っていました。
マデリンが提案した契約金は年間3億ドル。
高額な取引に市長は納得がいかず、年間2億ドルで手を打とうとするもマデリンから断られます。
すると市長は”コンパウンドV”といったワードでマデリンを脅しにかかり取引を優位に進めます。コンパウンドVとはヒーローたちの致命傷となり得る噂のこと。
まだ厳密にはわからないんですけど、ヒーローやヴォート社にとって知られるとまずい情報であることは確か。
その後、市長が子供とプライベートジェットに乗ってる時に、ホームランダーが目の前に現れ目からビームを放ち乗客は全員死亡。
まさかの子供が亡くなることになるとは、、、会議中ヴォート社の前で飛んでいた時に盗み聞きをして今回の件を知ったのでしょう。
酒もタバコもせず聖人と言われていたホームランダーでしたけど、結局清々しいほどのクズでしたね。
まとめ
1話から衝撃的な内容になりましたね〜。
ヒーロードラマでは予想もできないような胸くそ悪いシーンが連発され、まるで見てはいけないものを見ているようで気分は複雑。
セブンに所属しているヒーローたちの闇が深すぎて驚かされるばかり。ブッチャーも言ってましたけどこんなの氷山の一角に過ぎないんでしょうね。
ヒーローたちの持っている特殊能力は使い道を一歩間違えば凶器になりえるわけで、人なんて簡単に殺せちゃう。そうやって能力の使い道を平気で間違えて、改善しようともしないヒーローたちが恐ろしすぎる…
Aトレインなんて絶対他に無実の人殺してるでしょ、、、ヒューイと彼女があまりにも可愛そすぎて、、、
絶対ヒューイには復習してもらいたい。
ヒーローたちのどす黒い裏の顔が中心に描かれる本作は、間違いなく好き嫌い分かれる作品になるでしょう。
今までにないタイプの斬新なドラマで一気に話題となり、Amazonプライムのオリジナル海外ドラマの中で一番見られている作品でもあります。
アンチも多いいですけど熱狂的ファンも数多く存在します。シーズン2も配信されており、シーズン3の制作も決定。その勢いはとどまることを知りません。
まだ1話なのでなんとも言えないですけど、今は早く続きがみたい。内容が内容なので好き嫌い関係なく1度は見たくなるような作品です。