
Image via Netflix
どうもローズです。
今回はNetflixオリジナルドラマの【After Life/アフターライフ】を最終6話まで見た感想です。
1話の放送時間が約30分で話数が6話ということでサックっと見ることができました。
妻を亡くした夫の生き様を描いた笑いあり感動ありのヒューマンドラマ。
作品の感想はとても面白い!人生についてや、自分の行いについてまでも考えさせられた貴重な作品となりました。
そして俳優でもありコメディアンでもあるリッキー・ジャーヴェイスが演じるキャラクターがとても魅力的です。
それでは全6話、振り返っていきましょう。
目次
【After Life/アフターライフ】あらすじ
妻を亡くし生きることに対し希望を失っていた新聞社の記者トニーは、周囲の人達に皮肉な態度をとることによって、自らの精神状態を保とうとするもなかなかうまくいかず。
そんな人生に迷走しつつあるトニーが様々な問題を乗り越え成長していきます。
【After Life/アフターライフ】ネタバレ感想
トニーの皮肉が最高に笑える
トニーの皮肉、センスあるし笑えるんですよね~特にムカつく奴に向けての皮肉が最高で声出して笑ちゃうほど。久々にドラマで声出して笑ったわ。
特にやられたらやり返す倍返しだ、って感じのスタンスが好きでセンスある皮肉でやり返した時のトニーのドヤ顔がもう最高。ムカつく相手に我慢しないでやり返すスタンス個人的に好みでした。
最初の方はペットの愛犬ブランディー以外に対する態度がめちゃくちゃでしたからね。職場の同僚にもお構いなしに皮肉をぶちまける毎日でしたから。でもそんな酷すぎるトニーもまた面白かったです。
そんなトニーですがガンで亡くなった妻リサの愛だけはぶれずにいました。家に帰ると毎回リサの映像を再生していてほんとに好きだったんでしょうね。常にリサの事を想っていてトニーの愛はあきれるほど伝わりました。
時にはシュールで時にはセンスがあって時には面白いトニーの発言から目を離せませんでしたし終始魅力的な人物でした。
変わったオフィス

左から、レニー、トニー、マット、キャス、サンディ Image via Netflix
トニーが働いていたオフィスでの注目すべき4名の人物を紹介します。
マット:新聞社の部長でトニーの義理の兄でもあり、リサの弟。
サンディ:新入社員でトニーから色々と仕事を教わることになる。
レニー:写真担当をしており、常に何か食っていてトニーから馬鹿にされている。
キャス:広告を担当しているメガネをかけた女性。毎日トニーと言い合っている。
マットはトニーの義理の兄ということもあり常に心配してました。そして”トニーの自殺すればいい”発言に悩まされることになるんです。それによって常にトニーのことを気にかけます。
トニーの同僚であるサンディとレニーに関してはどちらとも個性的な印象。サンディは食べてばっかですぐ言いなりになちゃうし、レニーの方はトニーと似た感じでなかなかのくせ者だし。
サンディはトニーの皮肉に対し悪くない反応を見せていてむしろ楽しんでいる感じでした。最初トニーとはうまくいかないだろうと思っていたのに以外と相性よかった事に驚いている。
そしてトニーがほんとはいい人なのにとても悲しい状況にいることもわかっていました。サンディはトニーに幸せになって欲しいと心から思っていたのです。
アンから学んだこと

トニーとアン Image via Netflix
意地悪だったトニーは街の人々と触れ合うことで自らの愚かさを痛感し、少しずつ成長していきます。
トニーの良き相談相手だったアンは夫を亡くしていて日々お墓を眺めていました。トニーとアンには大切な人を失ったといった共通点がありすぐに打ち解けます。
あの意地悪だったトニーが一番最初に心を許した相手といっても過言ではないでしょう。何かあるたびにトニーはアンに悩みを打ち明けます。そしてジョークでお互いに笑い合ったりとすごくいい関係でした。
自分は”ダメな人間だ”と発言するトニーに対しアンは”あなはいい人間よ”と元気づけます。アンはトニーの、妻リサを想う気持ちやユーモアあふれるジョークで楽しませたりといい部分をたくさん知っていました。
そしてアンと関わっていくうちに、意地悪な態度をとっていても何も変わらないことに気がつかされます。アンはトニーがいい人に戻るきっかけになった人物なのです。
親切にすることの大切さ
このドラマで1番学ばされた事が親切にすることの大切さです。
妻のリサが死んで、生きることに対してどうでも良くなったトニーは周囲の人間に対して嫌な態度ばかりとっていました。しかし親切な人と出会うことによって彼の心は変化していきます。
意地悪なことをしたら、意地悪なことしか帰ってこない。でも親切にしたら相手からも親切な態度が返ってくる。それによって自分も嬉しくなりさらに相手も嬉しくなる。
そうやってちょっとずつトニーは親切な行動を取るようになり、変わっていきました。
そして親切にすることの素晴らしさに気づいたトニーは、いつもくだらない事で争っていた郵便の配達人や、仕事仲間、街の人々などに感謝の気持ちを行動で伝えます。すごく感動した。やっぱり感謝って大切なんだなって気づかされました。
人って人の嫌なところに目が行きがちだけど、トニーが最後やったようにいいところに目を向け、親切にするだけでみんなが幸せになるわけだから親切のパワーってすごいですね。
自分も見習おうってなったし、人生を豊かに生き抜くためのヒントになりました。
新たな人生に向けて

トムとブランディーとリサ Image via Netflix
リサの死を受け入れ前向きになったトニーは新たな人生に向けてパートナを見つけます。
認知症の父を担当していた看護師です。最初2人の相性は最悪でした。全てトムの悪態のせいなんですけどね。
やがてトムが謝罪して2人の相性はいい感じに縮まっていきます。看護師さん下ネタジョーク言うし、トムもジョーク好きだし2人とも似た者同士で楽しくやっていました。
会うたびに看護師さんのことが気になっていくトムは勇気を振り絞ってデートに誘います。看護師さんからもOKをもらいトムの新たな人生がスタートです。
シーズン2は?
高評価を得ているこのドラマですがシーズン2の放送は?ってことで新たな情報が入ってきたのでシェアしますね。
主演とクリエイターを務めているリッキー・ジャーヴェイスがシーズン2の脚本に取り掛かっていることを発表しました。
今のところシーズン2が放送される可能性は高いということですね!
楽しみです!