どうもローズです。
今回は【FARGO/ファーゴ】シーズン1を最終話まで見た感想です。
1話完結じゃなく10話全てを使って事件を解決していくドラマ。サスペンス物なんだけどシュールな場面があったり、キャラクターが個性的だったりと、存分に楽しませてもらいました。
このドラマの虜になるとシーズン2、3と続いて見る運命になっちゃいますよ~。ちなみに私は完全にどハマリ状態。現段階ではシーズン3までですがシーズン4も決定しており2019年になると発表されています。
目次
【FARGO/ファーゴ】シーズン1 あらすじ
舞台は2006年のミネソタ州であたり一面雪景色の田舎。
そこで冴えない保険セールスマンのレスター・ナイガードが妻と2人で暮らしていた。妻は稼ぎが悪いレスターに愚痴ばかり言っており、何かと稼ぎの良かったレスターの弟チャズを比較対象として持ち上げていた。
ある日、高校の同級生だったサム・ヘス(いじめっ子)とばったり遭遇し恥をかくことに。そして逃げようとしサムの前で怪我を負ってしまいます。
その後病院で診察を待っている最中に、ローン・マルヴォ(殺し屋)と出会います。その時はまだ殺し屋とは知らず。マルヴォに怪我の事を聞かれたレスターはサムのことまで話してしまい、そこからサムの人生は狂っていくことに…
【FARGO/ファーゴ】シーズン1 キャスト
主要キャラ4名を紹介します。
レスター・ナイガード(マーティン・フリーマン)
・冴えない保険セールスマン。
・妻と2人暮らし。
・いじめられていた過去がありひ弱な性格。
ローン・マルヴォ(ビリー・ボブ・ソーントン)
・かなりやり手な殺し屋で、表面上は牧師設定。
・変わった発言が多め。(何言ってんだこの人って思うシーンが多々あった)
・前髪が個性的。
モリー・ソルヴァーソン(アリソン・トルマン)
・ミネソタ州ベミジー警察署の副署長で今回の事件を担当することになる。
・とにかく仕事熱心。
・事件の本質を見抜くも、できない上司から邪魔され困っている。
ガス・グリムリー(コリン・ハンクス)
・ミネソタ州ダルース警察の警官。
・臆病な一面もあるが寛大で優しい。
・可愛い娘グレタと2人暮らし。
【FARGO/ファーゴ】シーズン1 感想(ネタバレ)
実話の件について
物語の冒頭で”これは実話である”と表記されます。皆さんも気になっていたとは思うんですけど、実際にこんな事件は存在してないことがわかっています。
なぜ実話に見立てたのか?はっきりとした理由はわかりませんでした。個人的には視聴者を引き込ませるためなんじゃないかと思いました。まぁ普通に面白かったんでそんなことどーでもいいですけどね。
私自身も最初の方は信じていたんですけど回を重ねるごとに、偶然な出来事や、面白さが増していったので疑い始めました。こんな面白い実話があるのか?って。
で、調べてみたら嘘だとわかったんですけど、問題はそこじゃなく面白さだったんで何とも思いませんでした。
まだ見てない人はオススメの作品なんで是非見てみてください。
レスターはただの根性なし
奥さんを殺すまでは普通の冴えないおじさんって感じ。でも奥さんを殺ってしまった事により彼の本性がむき出しになっていくんですよね。あ~クズだなって場面が増えていきます。
自分の犯行を弟のチャズがやったことに仕向けたり、サムの奥さんとセックスしたり、新しいパートナーのリンダをあんな目にあわせたり…なかなかのクズっぷり。逆を言えば、このクズっぽさが物語を面白くしてます。
ただ運に恵まれていないこともあって、愚痴ばっかり言う妻と結婚してしまったのは不運としか言い様がない。同僚のリンダみたいな人と出会っていたらレスターの運命はいい意味で変わっていたかもしれなし。
そこに関しては残念としか言いようがない。
変わった殺し屋ローン・マルヴォ
物語を楽しむにあたってこの人もレスター同様はずせませんでした。
変わってるのは髪型だけかと思いきや中身も相当変わりもの。こだわりが強かったり、ジョークが通じないところだったり、シュールな発言が多かったりと突っ込みどころ満載。
殺し屋としての腕は相当よく、あのひ弱なルックスからは(顔は不気味だったけど)想像がつかない程凶悪。自分を狙ったギャングのアジトに乗り込んで22人を殺したりするほど。
手先器用で、癖が強い、なんでも出来ちゃう殺し屋ってかんじでした。
無能な刑事によって物語の面白さは増した
署長のヴァーン・サーマンが亡くなったことによって、ビル・オズワルト(ブレイキング・バッドのソウル役で活躍したボブ・オデンカークですよ!)が署長の座に着くことになりモリーは相当苦戦してましたね。
モリーはある程度事件の本質を見抜いていて後はレスターや事件の関係者たちに事情聴取をって、問題解決するだけでした。しかしビルが入ってきて、調査が難航し事件が複雑になっていくんですよね~。
ビルはレスターのことを信じきっていて、調査する気がまるでなかったですし。ビルがいなかったら結構早い段階で事件は解決してたでしょうね。
だけど、ビルによって事件が複雑になり物語が面白くなったことは事実です。ウザキャラでしたけど彼の存在もかなり重要でしたね、はい。
華やか担当はガスの娘さん
華やかさには掛けるこのドラマですがガスの娘さんのグレタは貴重な華やか担当でした。美人で子役の時のナタリー・ポートマンに若干似てる感じが。見てるだけで癒される存在でした。
凶悪なマルヴォを見たあとにグレタを見たらホッとするんですよね。
こうゆういてくれるだけでいい、映える存在って大事ですよね~。
ガスとグレタの日常のやりとりシーンが唯一ほっこりするシーンだったな~。ほんと癒しって大事。
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