どうもローズです。
『レイジング・ディオン』最終9話まで見たネタバレ感想についてです。
Netflixで新たに見つけたヒーロードラマが面白そうだったので見てみることに。
ヒーロー役の主人公はなんと幼い男で見る感じ超可愛らしいく、とてもスーパーパワーを発動するようには見えない。今までにないパターンですね。
さらにマイケル・B・ジョーダンが登場します。役者以外に今作のプロデュースも担当しています。
目次
『レイジング・ディオン』あらすじ
夫を亡くしたシングルマザーと、特別な力を発揮しはじめた息子。母は超能力の存在を隠しながら、身の回りで起こる不思議な出来事の真相を解明しようとする。(Netflix)
主人公はシングルマザーのニコールと1人息子のディオン。ある日を堺にディオンは不思議なパワーを発動するようになり、制御できずに危害を加えてしまうこともしばしば。
ニコールはパワーの秘密を隠すために様々な対策を考えます。
プロデュースを担当したのは今回亡くなったニコールの夫役として登場するマイケル・B・ジョーダン。
『クリード』や『ブラックパンサー』などの話題作に出演しており、今ハリウッドで最も注目されている俳優の1人。どんな作品になるのか楽しみです。
『レイジング・ディオン』キャスト・登場人物
ディオン・ウォーレン(ジャサイア・ヤング)
スーパーパワーの持ち主。
引っ越したばかりで学校に馴染めないでいる。喘息持ち。
ニコール・ウォーレン(アリーシャ・ウェインライト)
ディオンの母親。
夫のマークを亡くし現在はシングルマザー。
マーク・ウォーレン(マイケル・B・ジョーダン)
ニコールの夫。
嵐からシャーロットを救い出しこの世を去った。
パット・ローリンズ(ジェイソン・リッター)
バイオナで働いている科学者。
マークの同僚であり親友。ニコールの良き相談相手でディオンからも信頼されている。
キャット
ニコールの姉。
医者として働いている。
エスペランザ(サミ・ヘイニー)
ディオンの同級生。
体が不自由で車椅子に乗っている。ディオンの数少ない理解者。
シャーロット・タック
ディオンと同じ能力者。
嵐の中、マークに救われ命を取り留める。
スザンヌ・ウー(アリ・アン)
バイオナの責任者。
後に、能力者であるディオンを監視することになる。
『レイジング・ディオン』シーズン1全話 内容(ネタバレ)
1話 能力発動
主人公となる男の子の名前はディオン。能力者の持ち主で母のニコールと2人暮らし。ニコールは夫を亡くしシングルマザーとしてディオンを1人で育てていました。
しかしディオンが能力者ということは知らず。ディオンが能力を使い始めたのはここ最近のこと。なのでまだ能力に対しての詳しいことや、コントロールも出来ていない状態。
今の段階でわかっていることは念力で物を動かすということ。しかも時間が立つにつれて色んな物を浮かせていました。
能力が発動した時の流れはこう。物が宙に浮く→次から次へと浮き出し止まらなくなる→ディオンが大声で止めようとする→余計にひどくなる。
と言った流れ。コントロール出来ない分危険が伴います。そばにいたニコールが軽いけがをするなど今のままでは危険でしょうね。解決策は早くコントロールできるようになることでしょう。
能力に気づいたニコールは混乱してました。目の前であんな光景見せられたら誰だってそうなるでしょうね。気持ちをリフレッシュさせる為に湖へ向かいますがそこで更に奇妙なことが起きます。
雨人間がディオンとニコールの前へ現れました。一体どこから?
何で出来ているかは分かりませんが触れると貫通するだけで害はなし。さらに夫のマークも水人間としてニコールたちの前へ現れ、”ディオンを連れて帰れ”とメッセージを残しその場から消えました。その意味とは、、、謎だらけです。
子供がヒーローということで1話からどうなるかと思っていたんですが、なかなか面白いです。
2話 瞬間移動
ディオンが新たな能力を発動しました。1話では念力で物を動かすといった能力を発動。そして今回は瞬間移動といった能力を発動。
瞬間移動する意志がないのに勝手に発動してしまうことが問題。そのおかげで何度が危ない目にあうことに。母親のニコールは大変ですね。
そして最も厄介なのがディオンの能力が他人に知られてしまう恐れがあること。もしそうなればディオンは人体実験などを目的に政府から連れ去られる可能性が。これだけはどうしても避けておきたい。
ニコールが能力者であることは明らかにマイナス点ばかり。ニコールは常に息子のことを心配しなければいけない立場に。そして能力が原因で仕事の面接に落ちると言った問題が起きました。これからこういった事は度々出てくるでしょうね。
一方でニコールは他に問題を抱えていました。マークが命をかけて救った相手の事です。名前はシャーロット・タック。
マークの上着にシャーロットの電話番号があり、ニコールはそのことに関して疑問を感じていました。少なくともマークとは何らかの関わりがあったのは間違いないでしょう。
その疑問を突き止めるためパットに連絡。パットによるとシャーロットは2017年8月12日以降の情報がどこにもないらしいです。ちなみにその日はマークの死んだ日。
しかしニコールの留守電を聞いていたので生きていることは確実。どこで何をしているのか気になるところです。
3話 もう一人の能力者
ディオンの能力が別の人物に知られることになりましたがその相手はパットなので問題なし。パットはオタク気質なところが合うのでディオンの能力に興奮してました。携帯の着信音がストレンジャー・シングスでしたからね(笑)
ニコールとパットはディオンの潜在意識をコントロール方法を考え、思いついたのがマークの時計をつけること。
ディオンにマークの時計は心が落ち着くように設計されていると思い込ませます。そしてマークの時計をつけたディオンの潜在意識はコントロール可能な状態になりました。
要するにマークの時計はディオンにとって守り神みたいなものですね。しかしハプニングが起きます。学校の生徒であるジョナサンにその時計をとられ起こったディオンは能力を発動してしまいふっ飛ばしてしまいました。
校長が差別的な感じで一方的にディオンを攻め立てていましたけど悪いのは明らかにジョナサン。しかし能力を発動してしまったためニコールに心配を掛けてしまうことに。まだまだ修行が必要と言うことですね。
今回新たな発見がありました。能力者はディオン以外にも存在するということです。その相手はシャーロットでした。ニコールと会うことになり透明になる能力を使っていました。
能力を得るきっかけとなったのがアイスランドでのオーロラ観測。オーロラを見るつもりがその日、空で何かが爆発。そして帰国後はなんともなかったももの何年も経って妙なことが起きました。
体の一部が突然消えかかったり。特殊能力を得ることになったのです。最初はディオンと一緒で制御出来なかったみたいです。
その1年後にアイスランドの出来事がキッカケで能力を得ることになったと気づきます。なぜ気づいたのかというとその場にいた人にも起きていたからです。ちょうどその頃マークから連絡があり、彼にも起こっていたことが発覚。
つまりマークは能力者。そのためディオンも能力を持っていたのです。パットもアイスランドに行っていましたが空が爆発した時、テントに残って仕事をしていました。それで能力を得ていなかったのです。これで全ての事に辻褄が合いますね。
シャーロットはマークが嵐から守ってくれたことにより助かりました。その話を知ったニコールは雨の中にたくさんの人が現れ、そこにマークもいたことを打ち明けました。
するとシャーロットは”嵐の中のモノ”と言い出し、そいつがマークを殺し、シャーロット自身も狙われているようです。どうやらマークが亡くなったのには別の理由がありそうです。
4話 バイオナでの秘密
仕事探しで大忙しのニコールは面接の事で頭がいっぱい。その日だけで5つの面接に落ちており相当追い込まれていました。
最後の望みとして過去に通っていたダンスレッスン場へ望みを託します。ダンスを教える先生にはなれなかったもののセールス部門として採用。ホームに帰ってきた感じでお似合いでした。
そして嵐の中に何かがいる動画を投稿した女性を突き止めることも成功。あの嵐は世界中で発生しているらしいです。
パットとディオンはバイオナで社内見学。そこで見てはいけないものを見ることに。スザンヌが決して見せようとしなかった極秘セキュリティラボの中です。
複数の動物が閉じ込められており、オーロラの現場にいた人たちを追跡していました。名前や住所も記録。ディオンは現場にいたのにも関わらず知らされなかったのです。
なぜかは知りませんがアイスランドで起こった爆発の件についてなにか調査しているようですね。そのうちスーパーパワーのことがスザンヌに知られるなんてこともありえます。
話は変わってディオンの件なんですけど、動物の傷を直したり、停電させたり、キレイな物体を出現させたりと様々な能力を発動しだしましたね。これからもディオンの進化に注目です。
5話 あの日の出来事
マークが亡くなった日の出来事が明かされました。スーパーパワーの件でシャーロットと再開することになったマーク。
再開したその日、マークは謎の症状に悩まされていたのは自分だけじゃないことを知ります。能力を制御する方法は抵抗をやめること。そしてそうなりたいと願えば思い通りにいくそうです。
しかしその後マークはシャーロットが言っていた”嵐の中のモノ”に襲われ姿を消しました。
突然雲行きが怪しくなり全身雷で覆われた巨大な人の形をした物体が現れ、マークを電気で襲ったのです。シャーロットいわく同じ能力を持った人間が2人いたが今は消息が不明だと言っていました。
もしかしたらマークのように襲われたのかも。5話でオーロラ現場にいた農夫も同じ目にあっていました。襲われたのは能力者たち。そうなると特殊能力を得た人間の前だけに現れる可能性も考えられます。なぜ襲ったのかはまだ謎。
マイクはただ能力によって姿を消されただけで実際は生きてるんじゃないか説、あると思ったんですがどうなんでしょうね。今回も水人間として現れてましたし。でも期待はしないほうが良いのかも。
スザンヌがバイオナで起きた事件にパットとディオンが関係してるんじゃないかと怪しんでました。突き止められるのは時間の問題なのかも知れません。
エスペランザはディオンの能力に気づいていましたね。でも口を割ること無く問題なさそうです。体は不自由だけどディオンの同級生の中で1番のしっかり者です。最初はうざがっていたディオンもエスペランザの素晴らしさに気づき始めましたね。
6話 極秘プロジェクト
スザンヌはパットに極秘セキュリティラボのアクセス権を与えました。そしてオーロラ観測の時にいた動植物を紹介。それはマークが提案した極秘プロジェクトでした。
しかし調査結果の途中でマークは亡くなりました。そこでマークのPCからプロジェクトに関するデータを確認したもものデータは存在せず。マークがデータファイルを隠したか、誰かが消したか、なくなった原因は不明のまま。
しかしデータが見つからないのにも関わらず研究は続いていました。その理由はアイスランド大学から突然変異の動物が目撃されたと連絡があったため。
突然変異とはある種の放射線中毒になっているってこと。その現象がオーロラ観測に関係しているとスザンヌは考え研究を続行しました。感染した動物は体に異変が現れ、数ヶ月で死に至るそうです。
しかしラボで死にかけていた狐が完全回復。停電前は瀕死状態だったのに。スザンヌは停電中に何かが起きたと推測していました。
オーロラ観測時に起きた爆発によりアイスランドは崩壊する運命をたどっていました。あの爆発により一帯は腐敗し崩壊。大地に深い傷ができ広がっていたのです。
その土地からやってきた狐は回復。その回復の理由を突き止めることができればアイスランドを壊滅から救うことができる。そのためにスザンヌはパットに知っていることはないかと聞き出していました。それが極秘プロジェクトに加えた理由です。
狐が回復したのはディオンの能力によってです。つまりディオンの能力でアイスランドを救うことが出来ます。でも能力のことを話せば何をされるかわかりません。
ディオンは雷男から身を守るためシャーロットと訓練に励みました。そこで自分も透明人間になれることを知ります。一体いくつの能力を発動できるんだ、、、
ニコールはマークが隠していたプロジェクトのデータを発見。そこにはオーロラ観測の現場にいた人たちの名前が記録されており、ジル・ヌーナンの名前も。湖で保安官が聞いてきた行方不明者の名前です。
記録されていたのは恐らくスーパーパワーの持ち主でしょう。ニコールとシャーロットはなにか知ってることはないかと連絡をとることに。
ディオンはスザンヌから監視されていました。怪しいからとはいえここまで徹底的にやるとは。そして最悪なことにディオンとシャーロットが消えた様子を動画で収められます。どうなるディオン。
7話 突然の体調不良
ディオンは突然の体調不良に悩まされることに。原因はパットの頭痛を治そうとした時にスーパーパワーを使いすぎたから。
狐の時は上手くいきましたがサイズの問題でパットの場合はできるだけ多くのエネルギーを使うことに。それによって体が疲労し熱が発生。
ありえないほどの体温を記録し、医者も今までにない事態に混乱していました。ディオンの熱を下げるにはヨウ素が必要だということが判明。
ディオンを助けるためパットが、マークのデータから情報を引き出し病気の治療法を見つけることに成功。無事にキャットの命は救われました。
さらに今まで信じてこなかったキャットはスーパーパワーを目の辺りにし、規則を破ってまでもディオンを助けることに専念。
しかし最悪なことが起きました。ディオンの症状に異変を感じ、病院側が疾病対策センターに連絡し、レベル3の隔離施設を要求。
これが狙いだったスザンヌは待ってましたとばかりの反応をみせました。ディオンはバイオナから連れ去られることに。
8話 衝撃の事実
バイオナからしばらくは戻ってこれないと思っていたディオンですが、ニコールの交渉によってその日の内に家へ戻ることが出来ました。マークが隠し持っていたデータをわたすという条件で交渉成立。
オーロラ観測以来、世界中で異状な嵐が発生。嵐はディオンのいるところに度々出現。つまりなにがいいたいかというと嵐はディオンが原因で発生しているということ。
スザンヌはこれらの現象の理由と能力を知るためにディオンを拘束。スザンヌはディオンを嵐から守ろうとしてるとのこと。
ディオンは戻ってきたもののニコールの不安は続いていました。”雷男”の存在です。シャーロットがマークのリストの中から何人か追跡したところ、分かっているだけで7人が行方不明になっていました。
例の”雷男”に狙われたのです。ディオンの家の前にも現れていました。つまりいつ狙われてもおかしくない状態。今のところこれといった解決策はなく、シャーロットに見守ってもらうのがやっと。
そんな中、衝撃の事実が明らかになりました。”雷男”の正体です。パットでした。ま、さ、か、の、展開に度肝を抜かれましたよ。シャーロットは雷姿になったパットに襲われてました。
てことはマークを襲ったのもパット。まったく疑ってなかったし、誰よりも信頼していたので開いた口が塞がりませんでした。
スザンヌのディオンを守ろうとしてるという発言は正しかったみたい。今まで怪しく思うシーンなんて1つもなかったものでこれは完全に騙されました。
9話 最終決戦
オーロラ観測の日パットはテントにこもっていた事になっていましたが、その話には続きがありました。空中で爆発が起こった後パットもテントから出ていたのです。そして複数の放射線を浴びることに。
他の人以上に酷い浴び方で、火傷の痕はかなりひどい状態でした。ディオンに会いたがっていたのはその傷を治してもらうため。
しかし狐を治したときのようにはいかず7話でパットを治そうとした結果、ディオンは死にかけましたからね。それを知っていてディオンに治しを頼むパット。本性表したパットですけど最低野郎ですね。色んな人も殺しましたし生きる資格なしでしょ。
今回は更にひどい状態で死にかけていました。時間がないと言っていたので一刻も早く治療しないと死んでしまう。そんなこんなで生きるために必死なパットはニコールを襲ってまでも、ディオンに会いに行きました。
ニコールが小屋でパットに襲われた時は死んだのかと思いましたが生きてました。よかった…そしてニコールはディオンを守るためスザンヌたちを呼び出します。
パットはひと足早くディオンのもとに行き治してもらってました。早く止めないとディオンの命が…その最中にニコールが現れディオンはパットが”雷男”だということを知ります。
最後はニコールとディオンで力を合わせパットを退治する事に成功。最後まで手に汗握る展開で面白かった〜。
退治後マークが出てきた時は生き返ったのかと思ったんですが、再びエネルギーになり消えました。でもエネルギーは死ぬことなく別の形に変化するらしい。つまりどんな形であれ存在しているということ。なので悪は残ります。しかしマークも残ります。ディオンはパパを取り戻すと約束。どうなるんでしょうね。
次の悪は誰か?農夫のウォルターの息子ブレイデンでした。終わり方からしてシーズン2の配信は間違いないでしょう。
『レイジング・ディオン』シーズン1 感想まとめ
思った以上に面白かった!9話まで見終えた率直な感想です。最初は子どもがスーパーヒーローという設定に無理があるんじゃないかと思っていたんですが全然そんな事ありませんでした。
エピソードを重ねるごとに磨かれていくディオンの特殊能力。最初は念力だけだったのが、瞬間移動したり透明になったり、他にも色んな能力を発動しており将来が非常に楽しみ。
シーズン1は自分の能力を知る事で精一杯でしたからね。実際にパワーを使って人助けをしたわけでもないし。シーズン2では新たにパワーアップして、能力を使いこなせるようになるのかに注目です。
シーズン2も間違いなく配信されると思うので楽しみです。ラストでマークが生き返るかもと思ったのですがそう上手くは生きませんでしたね。
でも完全に消えたわけではないので助かる可能性はあります。ディオンがマークに取り戻すと約束してましたからシーズン2ではその約束が叶うことを願いましょう。
あとブレイデンが悪役として登場することになるでしょうね。裏切り者のパットを倒し一件落着といきたいところでしたがそうはならないようです。
それではシーズン2までさようなら〜!