どうもローズです。
『13の理由』シーズン1第6・7・8話のネタバレと解説です。
”尻軽女”と呼ばれ、様々な人間からひどい扱いを受けてきたハンナ。そして6話からは、話し合える友達も減っていき孤独は加速していきます。
テープを聴き続けていたクレイはハンナの悲しすぎる真実に耐えられなくなっており、悪夢まで見るように。
『シーズン1感想』1話、2話、3話、4話、5話、6・7・8話、9・10・11・12話、13話 |
『シーズン2感想』1・2・3・4話、5・6・7・8話、9・10話、11・12話、13話 |
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目次
【13の理由】シーズン1第6話 内容・解説(ネタバレ)
バレンタインの相性テスト
生徒たちはバレンタインの相性テストというイベントを開きます。誰が誰と結ばれるか皆んな気になっており学校中落ち着きのない様子でした。
ハンナの相性診断の結果はブライスとアレックス。どちらにもいい思い出がないため悪い結果となりました。
そこへマーカスがやってきてハンナをデートに誘います。マーカスの相性診断にハンナの名前が載っていたのです。
その事をクレイに伝えるハンナ。本心は第1希望じゃないらしい。そして今日の夜は空いているからマーカスに電話したほうがいいかクレイに相談。クレイはそうした方が良いと返答。
そんなクレイの後押しにハンナは悲しそうな感じ。ハンナはこの時クレイに、”第1希望じゃないことだし僕と過ごそうよ”って言ってほしかったのかも。
ハンナはクレイの事が好きになっていて、そんなクレイに引き止めないと分かりきっと悲しかったんでしょう。
しかしクレイはずっと前からハンナが好きで、むやみにデートに誘うなんてできませんでした。自分とハンナとでは釣り合わないと思っており常に控えめなスタンスです。
この時点でクレイとハンナは両思いだってことが明らかになりましたね。
結局マーカスと2人で食事することになったハンナ。しかしマーカスは1時間以上もハンナをまたせ、さらに男友達を連れてくるという舐めた登場の仕方をします。
その後、マーカスはハンナにセクハラするという最低な行為を。ハンナは涙ながらに抵抗。マーカスの真の目的は”尻軽女”と言われていたハンナに興味があっただけでした。
ハンナはこの時、体を動かすことや叫ぶこともできませんでした。それだけの恐怖を味わったのです。その最低な行為をとったことにまだ自覚がないマーカス。言葉がありません…
優しいザック
マーカスに最低な行為をされ、涙するハンナ。そこへマーカスたちとつるんでいたザックが後から訪れハンナを慰めます。
実はザック、ハンナに行為を持っていました。そんなハンナになにかできることはないかとザックなりにとった行動でした。
しかしこれをキッカケにハンナはさらに苦しむことになります。
【13の理由】シーズン1第6話 挿入曲
『It All Feels Right』Washed Out It All Feels Right – Single2:00あたり。アレックスの喧嘩シーン。 『The Great Longing』Lost Under Heaven Spiritual Songs for Lovers to Sing44:30あたり。それぞれの悩みが映し出されるシーン。聴いていて癒やされます。7話でも8:00あたりで流れます。ザックに話しかけられるシーンで。 『In a Black Out』Hamilton Leithauser & Rostam Batmanglij I Had a Dream That You Were Mineエンディング。 |
【13の理由】シーズン1第7話 内容・解説(ネタバレ)
孤独
第7話でザックに救われたハンナ。次の日学校で再びザックに話しかけられることに。そして”君が僕のバレンタインならよかった”と告白されます。
しかしハンナは今まで散々”尻軽女”とそそのかされてきており、マーカスの件も含め嫌気がさしていました。そしてザックの誘いを断ります。
決してザックに悪気があったわけではありませんが、追い込まれていたハンナにとっては逆効果。マーカスの件によってもう誰も信用できないでいたのです。
ハンナに冷たい態度をとられたザックは復讐を考えます。その頃クラスにはメッセージボックスが設置されており、匿名で人を褒めたり応援できるといったもの。そのボックスの中からハンナ宛のメッセージが一切届かなくなります。これがザックが行った復讐。
そのことに気づいたハンナは、生きる辛さをザックに伝えるため手紙をあえて自分のボックスに入れます。ザックはその手紙を見たのにも関わらず何もしませんでした。
この事をキッカケに、ハンナは更に孤独に追い込まれていきました。
ザックとの件をテープで知ったクレイは仕返しのためザックの車を傷つけます。翌日、ザックと話し合うことになり、ザックはハンナが書いた手紙を持っていました。
ザックはハンナにとった行動を後悔しており、手紙を捨てられないでいたのです。今はクレイを潰すためジャスティンの味方をしていますがそのうち変わる可能性も考えられなくはないですね。
悪夢
クレイはハンナの悪夢を見るようになっていました。どこにいても、誰と絡んでいてもハンナが見えるように。
それに伴いクレイのハンナに対する気持ちも大きくなっていき、危害を加えた人たちに怒りをぶつけるようになります。
ジャスティンに反論したり、新たな転校生に学校を紹介する時ハンナのロッカーを紹介し最低な場所なんだと発言したり、いじめの実態を隠すためトイレの壁を塗り替えたことなどを伝えたり、まるで今まで溜まっていたものを吐き出すかのように真実を伝えていました。
ジャスティンから脅されるも怯む気がないクレイ。ここにきてバトルが激化してきましたね。クレイの行動から目が離せません。
【13の理由】シーズン1第7話 挿入曲
『The Strangers』St. Vincent Actor (Bonus Track Version)1:00あたり。ハンナが語りかけるシーン。 『The Walls Came Down』Michael Been AKA The Call The Best of the Callエンディングで。 |
【13の理由】シーズン1第8話 内容・解説(ネタバレ)
詩のクラブ
生きる目的がほしかったハンナは詩のクラブに参加することに。そこにはライアンの姿も。ハンナを”最高のケツ”と新聞に載せた人物でまたしても嫌な予感。
ライアンは皆んな知っていたのでニュースとして扱った、と悪気のない様子。その後ハンナはライアンに詩の素晴らしさを伝えられ、興味を持ち始めました。
それから詩を勉強するためにハンナはライアンと頻繁に会うように。そしてハンナは皆んなの前で詩を発表できるようにまで成長。
ハンナの詩に感心していたライアンは皆んなに知ってもらうため新聞に載せたがっていました。ハンナにとってはプライベートな詩だったため、秘密にしたがっており反対してました。
しかしライアンはハンナの意見を無視し勝手に匿名で勝手に詩を載せました。その結果、匿名ながらハンナの詩は馬鹿にされ嫌な思いをすることに。
ライアンに悪気がなかったのは事実ですが、ハンナの詩を勝手に載せるのは良くないですね。
ハンナは匿名で載った自分の詩をクレイに見せることに。詩は褒めていましたが、これを書いた子とのデートは嫌だと言っていて、ハンナは悲しそうでした。
後からクレイはテープによって詩の存在を知り、後悔しる様子…そしてハンナが書いた詩をハンナ母に渡しました。
トニーが打ち明けた衝撃の真実
トニーはクレイを人気のない場所に連れていき誰にも語らなかった真実を打ち明けました。
なんとトニーはハンナの自殺現場を目撃していたのです。事件当日、トニーはハンナが自宅のドアに箱を置いて帰っていくのを見ていました。
30〜45分ほど絶ってハンナが置いた箱を開けると、テープと手紙が入っていました。ハンナはトニーにテープを託したのです。テープを聴いたトニーは急いでハンナの家に。
救急車や警察が来ており玄関が開いていたので入ると、ハンナが遺体袋の中に…
ハンナの話し相手だったトニー。しかしその日に限って話しかけなかったことに後悔していました。もし話しかけていたら救えたかもしれないと。
衝撃の真実を打ち明けたトニーにはもう1つ秘密がありました。それはゲイであるということ。気づいている人は多いようで、親友なのに気づかないクレイは鈍感ですね。
【13の理由】シーズン1第8話 挿入曲
『Darklands』ジーザス&メリー・チェイン Darklands9:30あたり。トニーがクレイを車でどこかへ連れて行くシーン。 『Same Dark Places』JR JR Same Dark Places – Single23:00あたり。ライアンとハンナが詩のことで話し合うシーン。 |
感想まとめ
6話ではマーカス、7話ではザック、8話ではライアンに苦しめられたハンナ。回を重ねるごとにハンナの孤独は増していきました。
トニーがハンナの話し相手だったことが意外でした。これまでトニーのことは怪しいと思っていましたけど、真実を聞いたら全然そんな事なくてめっちゃいい人でした。
一時は悪夢にも苦しめられテープを聴くのを諦めたクレイ。しかしトニーから真実を聞いたことでもう一度聴くことを決心。まだクレイ自身のパートは聞いていません。どんな内容になっているのか注目です。
【13の理由】シーズン1第9・10・11・12話のネタバレと解説:ハンナにとどめを刺した人物