どうもローズです。
『13の理由』シーズン2第最終13話のネタバレ・解説です。
シーズン1ではハンナ、シーズン2ではテープに出てきた生徒たちの素顔が描かれました。ここまで来るのに何度も辛いシーンを見てきましたけど、今回でハンナとは最後。
ハンナに対するクレイの思いが溢れ、涙なしでは見られないエピソードとなりました。一方で更生して学校に戻ってきたタイラーは酷く苦しむことに。
『シーズン1感想』1話、2話、3話、4話、5話、6・7・8話、9・10・11・12話、13話 |
『シーズン2感想』1・2・3・4話、5・6・7・8話、9・10話、11・12話、13話 |
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目次
【13の理由】シーズン2第13話 内容・解説(ネタバレ)
ブライスの判決
ブライスの処分が3ヶ月間の観察処分に対し、ジャスティンの処分は親権者が行方不明だったため長期間拘留されることに。
これに対し、クレイの母親が代理保護者の申請をしてジャスティンは外へ出れることになりました。
それにしてもブライスの処分が軽すぎる。あれだけの事をしながらも結局決定的な証拠が出なかった部分が大きかったのかも知れません。
ブライスから被害にあったクロエに関しては証言のチャンスがあったのにも関わらず結局何も言えることなく終わりましたし、決定的な証拠となるはずだったクラブハウスの写真も奪われ追い詰めることができず。
ちなみにクラブハウスの写真を奪った犯人はニナでした。
写真を奪い燃やした理由は、誰にも知られたくなかったからなのかなぁ。とりあえず真実が明らかになってスッキリしました。
最終的に裁判では負けてしまったオリヴィアたち。何か1つでも決定的な証拠があればな〜。とはいっても学校側や生徒たちが大ダメージを負ったのは事実。同じ過ちを侵さないようにしてほしいものです。
お別れ
今まで幽霊として出てきていたハンナとも本当のお別れとなりました。
クレイがハンナに読み上げる手紙の一文字一文字に思いが込められていて、凄く思いが伝わってきました。とてもハンナのことを愛していたんだなぁと…
クレイが手紙を読み終わり、教会から立ち去るハンナ。それを見つめるクレイ。なんかとても切ない気持ちになりました。
これからもクレイはハンナの存在を忘れることはないでしょう。自分にとって大切な人が亡くなることはこんなに辛いものなんて、、、身を持って感じることができました。
ジャスティンが兄弟に!?
クレイの母親が代理保護者の申請を行ったことによりジャスティンは正式にジェンセン家の一員になりました。
いや〜シーズン1の1話を見ている時の自分からしたら考えられないことでしょうね。クレイが体育会系のジャスティンと家族になるなんて冷静に見てもシュール。
ジャスティンの母親は結局、息子を脅した彼氏と別れるつもりはなさそうですしこれで良かったのかも知れないですね。
でも1つ気がかりな事があって、まだドラッグをやめれていなかったこと。拘留所で更生したと思ったんですけどなかなかそう簡単にはいきませんね。
ジェシカはやっぱり
ここ最近、ジェシカとアレックスの関係は良好で2人はついに寄りを戻しましたね。しかしジャスティンもまだジェシカに好意を持っていました。
過去に色々ありましたが、ジャスティンはジェシカを忘れることができなさそう。パーティーで楽しむジェシカとアレックスを切なげな表情で見つめるジャスティンが印象的でした。
パーティーなのにジェシカの事やドラッグで心の底から楽しめておらず、1人ぼっちで考え事をするジャスティン。そこへジェシカがやって来ます。
今までの悩みを打ち明けるジャスティン。そばに寄り添うジェシカ。そして2人はキス。まるで今までの我慢を解放するかのような熱いキスで、やっぱりジェシカにはジャスティンがお似合いなんですよね。
あれだけの事がありながらジェシカもジャスティンの事が忘れられないでいましたし。なんやかんやでこの2人がくっつくのかなぁ。
ジェシカ、ジャスティン、アレックスの三角関係はどうなっていくんでしょうね。今後とも目が離せません。
クロエの妊娠
ブライスと付き合っていたクロエが妊娠しているという驚きの事実が発覚。中絶すべきか、それともしないのかで今後悩んでいくんでしょうね。
現時点で知っているのはジェシカだけ。それにしても新たな問題が発生しましたね。
タイラーを待っていた悲惨な運命
野球グラウンドに落書きなどをして問題を起こしていたタイラーが、更正プログラムから戻ってきました。
髪はさっぱりカットしたようですけど、正直言って前のほうが断然似合っていた。違和感しかないでしょ。
タイラーは早速マッケンジーに話しかけデートに誘うも、マッケンジーには新しい彼女が。そしてサイラスにも話しかけ遊びの約束を持ちかけるも断られます。
元の生活に戻るのは不可能なようです。そんな時、運動部の連中たちから落書きをしたことへの復讐として、暴力を振るわれます。
あれは辛い…あまりにも酷い扱いで言葉を失いました。更生プログラムで立ち直ったかに思えたタイラーでしたが彼に待ち受けていたのは悲惨な現実でした。
その後タイラーは衝撃的な行動に出ます。なんと銃を片手に学校へ乗り込むと言った行為に。もうどうでも良くなっていたというか、そうとう追い詰められていたんでしょうね。
もうこれ以上被害が出てほしくない中での事件。幸いなことにクレイがなんとか体を張って止めてくれました。
1人で苦しんでいるタイラーにはやっぱり共に支え合える友達が必要なんだと思いました。そしてストーリはシーズン3へと続きます。
【13の理由】シーズン2第13話 挿入曲
『lovely』ビリー・アイリッシュ & カリード lovely – Single16:00あたり。クレイがハンナとの思い出を振り返るシーン。泣ける… 『I Love You and I Let You Go』Eskmo 13 Reasons Why (Season 2 – Original Series Score)23:30あたり。ハンナラストシーン。 『The Healing』Bloc Party Four26:10あたり。ハンナの人生を祝福するために皆んなでカフェに集まっているシーン。 『Downtown』Majical Cloudz Are You Alone?43:30あたり。それぞれの知られたくないシーン。 『Inside My Head』Parade of Lights Human Condition – Pt. 1 – EP48:00あたり。パーティーシーン。 『Rollercoaster』Bleachers Strange Desire50:00あたり。パーティーでクレイがジャスティンたちを踊りに誘うシーン。 『My Kind of Love』Leon Else53:00あたり。ジャスティンとブライスが絡むシーン。 『The Night We Met』Lord Huron Strange Trails56:00あたり。ハンナとクレイのダンスシーンで流れた曲。(シーズン1第5話)再び曲が流れその時のことを思い出し悲しむクレイのものに皆んなが集まりクレイを支える感動シーン。個人的に13の理由ベストシーンです。 『Back to You』セレーナ・ゴメス1:00:30あたり。ジェシカとジャスティンのキスシーン。 『Spit Gifting』Nü Sensae Sundowning1:00:50。マッケンジーとサイラスがタイラーの事で慌てるシーン。 『Strength (Remastered)』アラーム Strength (1985-1986 Remastered)エンディング。 |
【13の理由】シーズン2第13話 感想まとめ
恐らく皆んなが納得いっていないブライスの判決。あれだけの事をしておきながら3ヶ月間の観察処分だけですんでしまうなんてあり得ない。
レイプされた時の心境をジェシカが打ち明けるもブライスの反応はイマイチ。もっと罪悪感を感じているかと思いきや全くそんなことなく。
結局、ブライスは転校して人生をやり直すようです。これはもう犯罪者を野放しにしてる状態。これだけの罪ですんでしまうんだからまたいつかやらかしそう。自分の行いを認めることなく、嘘を付き続けた最低の人間ですね。
そして前シーズン登場したハンナとは本当のお別れとなりました。クレイがハンナの為に手紙を読むシーンを思い出すだけで強烈に寂しさを感じる。
もう2度と戻ることのないハンナ。これまで何度も救えなかったことに関して後悔するクレイがとても印象的でした。
心配なのがタイラー。最後、射撃して自殺するつもりだったんでしょうけど、そう考えるとそうとう精神状態がヤバイレベル。
本当に大惨事にならなくてよかった。やってはいけないことをやりそうになったタイラーですけど生きてほしい。
シーズン2でも内容の濃いエピソードが続きました。次作のシーズン3では更に凄いことが起こりそう。それではシーズン3でお会いしましょう!