どうもローズです。
『13の理由』シーズン2第1・2・3・4話のネタバレと解説です。
シーズン1ではハンナを死に追い詰いやった13の理由が紹介されました。シーズン2ではハンナが自殺してから5ヶ月後のお話。
結局ハンナが自殺したことに関しての裁判は行われず、生徒たちは苦労しながらも前に進めると思っていました。しかし5ヶ月後、裁判が始まることに。
最初の人物はタイラー。
『シーズン1感想』1話、2話、3話、4話、5話、6・7・8話、9・10・11・12話、13話 |
『シーズン2感想』1・2・3・4話、5・6・7・8話、9・10話、11・12話、13話 |
キャスト・登場人物まとめ(全シーズン) |
【13の理由】シーズン2第1話 内容・解説(ネタバレ)
クレイに恋人?!
クレイのパートナーがスカイだなんて異色な組み合わせ。でも”真面目少年と見た目が個性的すぎる少女”ってなんか面白くありませんか。
スカイは悩み事を抱えておりリストカットを何度も繰り返し行っておりそれに気づいたクレイが手を差し伸べます。
ハンナのテープを聴いてからクレイ自身も変わり始めていましたからね。テープの聞く前のクレイも優しかったですが、奥手で臆病だったためハンナを救えませんでした。
でも今は積極的に困ってる人を助けようとしており、前よりも明らかに積極的になりましたよね。昔からは想像もできないクレイの激しいセックスシーン。人としても男としても一皮むけた印象。
記憶を失ったアレックス
アレックスは無事助かってましたけど、その日から1ヶ月前の記憶を失っていました。そのためテープを聴いていない事になっており、ハンナの為になにかできることはないかと他の生徒たちとは違う考えをいだき始めていた頃のアレックスじゃありませんでした。
髪型が変わっていて、穏やかになったイメージ。
個人的に前のアレックスよりもこっちのほうが好きです。前のアレックスはブライスたちとつるんでいて、無理していたイメージ。
今は無理せず自分のペースで日々を過ごしている感じ。でも、自殺しようとしていた前に遺書をのこしており、その1文の”止められたはず”というワードに疑問を抱えていました。
”止められたはず”というのは恐らくハンナに関することで、その頃のブライスはハンナにしたことを認め変わろうとしていました。でもその記憶は自殺行為によって消し去られたのです。
そのためにクレイにテープを聴かせてくれと頼みますが、また自殺行為にはしる可能性を考慮したクレイは断ります。
このまま知らないのはアレックスにとって良くないこと。対策は思い出すかテープを聴くかのどちらかですね。
タイラーの証言
タイラーはハンナにしたストーカー行為を正直に話していました。でも1つ疑問に残ったことはハンナがその日、自分の体を撮っていたということ。
タイラーの嘘かもしれませんし、仮に真実だったとしたらどんな目的があったのか。気になるところです。
裁判ではタイラーとハンナの出会いについても明らかになりました。タイラーが女子から写真撮影を断れる中、唯一ハンナだけは引き受けました。
しかし、ハンナがブライスの拡散で傷つき、心配したタイラーがハンナを思いやり写真を撮ろうとするも逆効果。そのままハンナを正々堂々と写真に収めることができなくなり、タイラーはコソコソ撮る用に。
タイラーはハンナを優しいと思っており、救おうとしてました。しかし逆効果になり関係は悪化。1つの問題には必ず複数の側面があります。タイラーの視点から見ると一方的に叩く事がどれだけ愚かなことか、良い教訓になりました。
【13の理由】シーズン2第1話 挿入曲
『Love Vigilantes』ニュー・オーダー Low-Life2:00あたり。スカイとクレイがバイクデートするシーン。エンディングでも流れます。 『Bad Dreams』John and the Volta Low Life5:00あたり。スカイとクレイのラブラブシーン。 『Euphoria』Eagulls Ullages33:00あたり。ポーター先生がブライスに話しかけるシーン。 『Wolves Still Cry』Lawrence Rothman The Book of Law51:00あたり。クレイがスカイに会うシーン。 |
【13の理由】シーズン2第2話 内容・解説(ネタバレ)
コートニーの証言
ハンナの死に関わった内の1人であるコートニーが証言台に立ちました。また自分を守るために嘘の発言をするのかと思いきや正直に話していて驚きました。
同性愛者であることをなかなか打ち明けられなかったコートニー。馬鹿にされたり、イジメの原因になったりするんじゃないかと悩んでいました。
そんな中遊びでハンナとキスすることになり同性愛者と知られることに。しかしハンナは消して変な目で見ることなく、コートニーのために自らキスを迫ったのです。
その写真が裁判に証拠として使われましたが、コートニーはその事実を正直に話しました。誰よりも優しかったハンナを傷つけ、ウソの噂まで流した事に後悔していました。
涙ながらに勇気を振り絞って真実を打ち明けたコートニー。見直しました。
クレイの悩み
クレイの目の前に度々現れる死んだはずのハンナ。幽霊としてクレイに話しかけていました。クレイの前に現れた理由は分かりませんが何か目的あってのことでしょうね。
その幽霊ハンナの影響により、スカイと愛し合っている最中にも関わらずハンナのことが頭によぎりそれどころじゃなくなります。
スカイはハンナのことを考えていると気がついており、ショックを受けていましたね。まぁ無理もないでしょう。まだハンナの問題は解決されていませんし、クレイの目の前に幽霊として現れたんですから。
自分だけの事を考えてほしいスカイは常にハンナのことが頭にあるクレイに限界を感じており自らを傷つけます。
スカイは救急車に運ばれたのが初じゃないとのこと。何度も苦しい思いをしていたんでしょうね。スカイを愛しているのは事実。でも今のクレイにハンナのことを忘れることは無理。今後もクレイとスカイの関係から目が離せません。
オリヴィアとトニー
ハンナの母オリヴィアの相談相手になっていたトニー。トニーの存在はオリヴィアにとって凄く大きいでしょうね。
常にオリヴィアの事を気遣っていたトニー。良き相談相手として今後も付き添ってあげてほしい。そんな2人を見てほっこりしました。
【13の理由】シーズン2第2話 挿入曲
『Tangled Up』Parade of Lightsオープニングでクレイとハンナが話すシーン。 『Watering』Big Thief Capacity5:40あたり。コートニーが”うわさ”について語りかけるシーン。 『Woman Is a Word』Empress Of Woman Is a Word – Single38:30あたり。コートニーのシーン。 『Burning House of Love』 X Ain’t Love Grand (Deluxe Version)エンディング。 |
【13の理由】シーズン2第3話 内容・解説(ネタバレ)
タイラーに仲間が
今まで1人ぼっちだったタイラーに友達ができました。名前はサイラス。そしてサイラスの知り合いたちとも友達に。
今までさんざん冷やかされてきたタイラーでしたが友達ができたことによって、そうなることはなくなりそうです。
明るく楽しそうなタイラーを見たのは初めてかも知れません。友達ができるだけでここまで変われるって凄い。ハンナが孤独だった時の辛さがます伝わってきます。
本当の友達を失ったジェシカ
ジェシカは途中まで証言で真実を打ち明け頑張っていたんですけど、最後にレイプされたことを打ち明けることができずに終わりました。
レイプされた事を言っても信じてもらえないとか、メンタル的にも辛い部分があったんでしょうね。実際にクレイがブライスに吐かせた自白を聞かせても信じてもらえなかったぐらいですから。
これでハンナの評判は落ちることになりましたけど、クレイたちはまだ諦めてない様子。なんとしても裁きを下してほしい。
裁判でハンナにしてきた事を赤裸々に語ったジェシカ。アレックスと付き合っていた件はハンナを気遣って避けていたとのこと。ジェシカも自分なりに気遣っていたんですね。
でもハンナを傷つけてしまった事は事実。ジェシカを気遣ったり、男から守るためにハンナは何度も近づきましたがジェシカはそれを振り払いました。
ハンナはとても優しく本当の友達だったと気付かされたジェシカは号泣。とても印象的なシーンでした。
ジャスティン登場
親から見放されたジャスティンは恋人のお金を盗みホームレス生活をしてました。髪は伸び切って、服はボロボロ、薬物入毒で弱っており、とても学校で人気者だった頃とは程遠い存在。
クレイはジェシカがレイプされた時の証人としてジャスティンを捕まえます。そして家の2階でしばらくの間お世話をする事に。
クレイがジャスティンのお世話係なんて変な感じ。ハイスクールの頂点に立つ男が、普通の少年だったクレイにお世話されるなんて思ってなかったでしょうね。
【13の理由】シーズン2第3話 挿入曲
『Burning House of Love』X Ain’t Love Grand (Deluxe Version)1:00あたり。クレイのシーン。 『I Saw You Close Your Eyes』Local Natives I Saw You Close Your Eyes – Single3:30あたり。ジェシカが語りかけるシーン。 『Lovelife』フェニックス Ti Amo オルタナティブ20:00あたり。ジェシカとアレックスが付き合い初めたシーン。誰もが1度は聴いたことがある曲かも。 『Promise Not to Fall』Human Touch Promise Not to Fall51:30あたり。ジェシカがハンナのことで号泣するシーン。 |
【13の理由】シーズン2第4話 内容・解説(ネタバレ)
戻ってきたシェリ
自ら刑務所に出頭したシェリが5ヶ月ぶりに戻ってきました。自らの原因で交通事故にあったお年寄りのお世話をしていたり、まだまだ未熟なのに自ら刑務所に行く選択をとったり、なかなかガッツがありますよね。
パーティーで苦しんでいるハンナを送るために運転したもののそれが事故に発展。もともとシェリは困ってるハンナを助けようとした良心的な人物。
そして今の自分になにかできることはないかと、ジャスティンの世話を担当することになりました。
マーカスの証言
マーカスの証言は嘘ばっかりで最低でしたね。明らかに周囲の目を気にしており、真実を明かせば生徒会長としての信頼や、家族からの信頼を失うと思ったのか嘘の証言ばっかり。
そのせいでハンナが世間に加害者なのでは?と疑いをかけられました。マーカスが正直になるのにはもう少し時間がかかりそう。
父親が政治家という事もあって、真実を明かせないんでしょうね。もし明かせば父親にも迷惑を掛ける事になりますし。
マーカスがハンナに近づいたのは”尻軽女”か確かめるためで、そのためにブライスたちと賭け事をしていました。結局、好きだったわけじゃなくただ単にもてあそんだだけ。
それなのにハンナが悪く言われるなんてテープを聴いていたオリヴィアは納得いってないでしょうし、辛かったでしょうね。
でもマーカスが嘘をいったことは少数の生徒たちに知れ渡ってます。それによってタイラー達に仕返しを食らうことに。
一刻も早く真実を明かしてほしいですね。
アンディとオリヴィア
アンディはオリヴィアの元を離れて生活していました。どうやら別れたようです。オリヴィアはハンナのために最後まで戦い抜く様子。
アンディは負ける事を恐れ戦い抜くことを諦めており、それで両者の意見がぶつかり関係は悪化。結局、離れ離れになってしまいました。
個人的にはオリヴィアに賛成。ハンナの親としてアンディにも最後まで戦い抜いてほしいです。
【13の理由】シーズン2第4話 挿入曲
『Promise Not to Fall』Human Touch Promise Not to Fall12:00らへん。 『Why Can’t I Touch It?』バズコックス Singles Going Steady (2019 Remastered Version)17:30らへん。ジェシカとアレックスのドライブシーン。 『Pillar of Truth』Lucy Dacus Historian38:00らへん。ジェシカとアレックスのデートシーン。 |
感想まとめ
それぞれがハンナのことに関して証言する事になりましたね。勇気を振り絞り真実を明かす者もいれば、嘘しか言わない者も。裁判はそう簡単に進みそうにはない様子。
皆んなの証言を聞くたびに心が傷んでいるオリヴィアを見るのが辛い。証言台に立つ生徒たちの事はテープを聴いて知っていますからね。さらにアンディからは浮気され、1人で戦っています。ここまで追い詰められているのに頑張っているんだから絶対に勝ってほしい。
ハンナの死に関わった人物たちは嫌がらせ行為を受ける様になっていましたけど、犯人は誰なんでしょうね。クレイとか車でひかれそうになってましたし笑い事じゃなさそうです。
サイラスと絡むようになってから、過激なことをし始めたタイラーなのかも。実際マーカスにイタズラしてましたしSNSでハッキングしたりもやっていて、その可能性はありえますね。でも全員にやってるとは言い難いので様子見という事で。
アレックスは記憶を失っており悩んでいましたけど、助かってホッとしました。死のうとしていた直前、どんな事を思っていたのか?気になるところです。
シーズン2になってますます深刻になってきたハンナのイジメ問題。シーズン1と比べてグレードアップしており面白くなっていると思います。