どうもローズです。
『13の理由』シーズン1第9・10・11・12話のネタバレと解説です。
孤独に包まれていたハンナは夏休みに開かれたパーティーで最悪な経験をします。そして12話ではハンナを死に追いやる決定的な出来事が。
クレイはついにテープで自分の内容を聴くことに。クレイの母親は弁護士としてハンナの母親と対決します。
『シーズン1感想』1話、2話、3話、4話、5話、6・7・8話、9・10・11・12話、13話 |
『シーズン2感想』1・2・3・4話、5・6・7・8話、9・10話、11・12話、13話 |
キャスト・登場人物まとめ(全シーズン) |
目次
【13の理由】シーズン1第9話 内容・解説(ネタバレ)
夏のパーティー
学校生活でハンナや皆んなが1番楽しみにしていたイベント夏休みの季節。ハンナは今までの出来事を忘れ再スタートを切るために髪を切りイメージチェンジ。
短髪のハンナ可愛いですね。個人的にロングよりもこっちのほうが断然いい。ハンナのニューヘアーをみたクレイも思わず見惚れるほど。なにか言いたそうでしたけど結局何も言えず。
ハンナはクレイに夏のパーティーに誘われ断るも、結局自分から参加します。今までの出来事があって遠慮してましたけどパーティーに行きたい気持ちは変わらなかったようです。
楽しいパーティーになるはずでしたが、この日の夜、ハンナを3つの悲劇が襲います。9話ではそのうちの1つが紹介されます。
ジェシカの家で行われたパーティー。ハンナが2階の部屋で休んでいるとジェシカとジャスティンがいきなりいちゃつきながら入ってきたためハンナはクローゼットに隠れます。
ジェシカが酔っ払っていたため、ジャスティンはその場を離れました。事件が起こったのはその後。なんとブライスが酔っ払ったジェシカの上にまたがりレイプしたのです。ジェシカはひどく寄っていたので今はまだうる覚えか覚えていない様子。
その前にジャスティンが止めようとするもブライスから追い出されました。レイプされているところを目撃していたハンナでしたがブライスに対する恐怖心で何もすることができません。
ハンナは何もできなかったことを後悔しており、罪悪感を感じていました。自分がハンナの立場なら同じことをしてましたし決して間違った判断じゃなかったと思う。
もし実際に止めていたらハンナもひどい目にあったかもしれないし、なんとも言えないですよね。ハンナ自身は後悔してましたけどハンナを責めることは誰にもできないはず。
はめられたクレイ
マーカスとその仲間たちはテープを聴き、徐々に変わっていくクレイに不安を感じていました。もし自分たちがしたことがバラされたらどうしようと。
皆んなは、”ハンナが言っていることは嘘だ”と言っていますが結局自分を守りたいだけ。ハンナがテープで言っている内容が真実であることは皆も薄々気づいていました。
アレックスが”僕に関することは真実”だと言っていましたからね。でもアレックス以外の人間は自分のことを守るのに必死でハンナのことを悪く言う一方。
マーカスはクレイのバッグにドラッグを仕込み、それが見つかりクレイは3日間の停学。これ以上僕たちに関わるなというマーカスからの警告でした。
マーカスの警告によって無実の罪で停学になることになったクレイですが、ジャスティンにレイプ事件のことを正直に話すように言っており、諦める気はないようです。
【13の理由】シーズン1第9話 挿入曲
『Bye Bye Bye』School of Seven Bells Disconnect from Desire1:00あたり。夏休みの始まりシーン。 『Under the Spell』Springtime Carnivore Midnight Room10:30あたり。クレイがパーティーに行くかどうかで悩むシーン。 『My Life in Rewind』Eagulls Ullages56:00あたり。クレイが5本目のカセットのB面を聴くと決めたシーン。 |
【13の理由】シーズン1第10話 内容・解説(ネタバレ)
パーティーの続き
パーティーには続きがありました。10話で紹介するのはハンナを襲った3つの悲劇の2つ目。
ジェシカがレイプされたのを目撃したハンナは精神的に限界な様子でした。そんな疲れ切ったハンナはシェリから車で送ってもらうことに。シェリは少々お酒を飲んでいましたがハンナには断る気力がありませんでした。
車で送ってもらう事になったハンナでしたが、シェリーが止まれの標識にぶつかり倒してしまうという事故を起こしてしまいます。
ハンナはすぐさま警察に通報するように言いましたが、シェリーは親に怒られる事を心配しその場から逃げてしまいます。
本当の悲劇はここからでした。
その後、シェリが標識を倒した場所で交通事故が発生。第1目撃はクレイで、2台の車が衝突していました。乗っていたのはお年寄りと、クレイと仲の良かったジェフでした。
お年寄りは助かりましたが、ジェフは血まみれでクレイが駆けつけていたときにはもう手遅れでした…
ジェフはクレイの友人で、リバティ高校における数少ない生徒の1人。スポーツ万能のジェフはクレイに勉強を教わっていました。
一方ジェフはクレイに対しデートについてやハンナとの関係を気遣っており、お互いに信頼できる関係でした。
クレイを決してイジメず、まともな友達として見ていたジェフは間違いなくいい人でした。登場回数は他のキャストと比べて多くはなかったもものクレイの良き友人として素晴らしい活躍をしたと思います。
ジェフは飲酒運転で死んだと思われており、悪いイメージのままこの世を去りました。しかしそれはウソでした。
ジェフの車にお酒があったのは確かですが、それはパーティー用に買い出したもの。止まれの標識が壊れていたためジェフは死ぬことになったのです。悪いのはジェフじゃありませんでした。そしてクレイはジェフの親に真実を伝えました。
事件に関わっていたシェリは真実を隠そうとしていましたがクレイは違いましたね。ジェフのためにもしっかり真実を伝えたクレイは素晴らしいと思います。
対決
ついにハンナ母とクレイ母が裁判の件について対決することに。ハンナの慰謝料は20万ドル。あまりにも少なすぎる額に呆れるハンナサイド。
更にクレイ母はすでにイジメ防止プログラムはあってそれを改善すると発言。まるでハンナの死はしょうがないと言わんばかりに。
ハンナ側が不利な状況で会議は進められていきました。その後クレイ母とハンナ母はトイレで居合わせます。気まずい雰囲気の中、ハンナとクレイの話題について話す母たち。
今はクレイの母が有利ですが、クレイがテープを聴き終わりハンナがされてきた真実を打ち明けることになったらクレイの母の考えがガラリと変わりそう。
ハンナが数々の生徒たちから追い込まれていたことは事実。ハンナの家族のためにもその事が明らかになることを願うばかりです。
【13の理由】シーズン1第10話 挿入曲
『24』Sleigh Bells Bitter Rivals00:30あたり。過去の事故シーン。 『Elegy to the Void』Beach House Thank Your Lucky Stars20:30あたり。ジェフの死についてアレックスと語り合うシーン。 『Atmosphere』Codeine When I See the Sun43:00あたり。ハンナがジェシカを救えなかった事に怒りを感じるシーン。良いメロディだったので載せておきます。 『Atmosphere』Codeine When I See the Sunエンディングで。 |
【13の理由】シーズン1第11話 内容・解説(ネタバレ)
主人公はクレイ
とうとう11話に来てクレイが主人公に。クレイはテープを聴く前にハンナを死なせたのには自分にも原因があるかとトニーに質問していて原因があるとハッキリ言われていました。
テープで次々に明かされた酷い内容。それ以上のことをした自覚がないクレイは聴く前から相当不安な状態になっていました。
そして9話で話した3つの悲劇の3つ目がクレイでした。
パーティーに来るはずのないナンナを見かけたクレイは話しかけずにいました。そんな中ジェフが後押しし、クレイはハンナに話しかけることに成功。
徐々にいい感じになっていく2人。もともと2人は両思い。しかしお互いにそうとは思っておらずなかなか今まで気持ちを打ち明けることができず付き合えずにいたのです。
でもその日の夜は特別でした。部屋で2人きりになり、クレイからキス。ハンナもそれに応え結ばれる2人。このまま素晴らしいひと時と過ごすかと思ったんですけどその後ハンナがクレイとのセックスを拒否。
今まで”尻軽女”と言われ続けさんざん傷つけられてきた記憶がフラッシュバックし恐怖を感じたためハンナは拒否したのです。
ハンナはあの時クレイを追い出したことを後悔していました。本当はそばにいてほしかったのです。今回は自分が悪いとクレイに対し謝るハンナ。それを知ってなんであの時そばにいてやれなかったと後悔するクレイ。切なすぎる…
他の人と違って優しかったクレイ。唯一自殺に関わっていない人物でした。でもハンナはクレイに謝るためにリストに載せたのです。
リスト
ハンナ母はハンナが書いた、”自殺に追い込んだ人たちのリスト”を発見します。
ハンナ母は初めてハンナに関する情報を手に入れました。ハンナが書いたリストが自殺に関わった人たちを追い込んでいく予感がしてます。
【13の理由】シーズン1第11話 挿入曲
『Atmosphere』Codeine When I See the Sun1:00あたり。ハンナが最悪な夜について語りかけるシーン。 『A 1000 Times』Hamilton Leithauser & Rostam Batmanglij I Had a Dream That You Were Mineハンナとクレイの恋シーン。曲も良かったので載せておきます。 『Talking with Strangers』Miya Folick Strange Darling – EPラスト、ジェシカが過去の出来事で苦しむシーン。 |
【13の理由】シーズン1第12話 内容・解説(ネタバレ)
1人反対するアレックス
11話でハンナが書いたリストを発見したハンナ母。リストに乗っている全ての人達に証言録取の召喚状を送りました。
召喚状が届いたことにより焦る生徒たち。そして会議を開きます。自分たちを守るためハンナを被疑者に仕立て上げようとするコートニー。正直言って一番腹がたつ。皆んなにハンナの嘘情報を流した事実はどこに言ったのかと。ここに来てコートニーの性格の悪さが加速してきましたね。
他の皆んなも自分を守ることに必死。レイプしたブライスだけを被疑者に仕立て上げようとする話もでました。しかしアレックスだけは違いました。正直に言うべきだと発言しハンナの言っていることは真実だとコートニーたちとは反対の意見で反論。
アレックスはハンナとまだ友達だったら、だれか1人が友達ならハンナは行きていたと自分を攻めていました。
とどめ
今回は1番辛いエピソードとなりました。
ハンナは両親から預かったお金をなくしてしまいます。自分を攻めるハンナ。学校にも見放され、親にもがっかりされ精神状態はズタボロでした。
眠れず夜道を散歩しているとブライスの家にたどり着きます。パーティー が開かれており興味本位で参加することに。
プールでお酒を楽しんでいたジェシカたちに出会い、ハンナも入るように言われ水着姿で入ることに。しかしそこにいた人たちは次々と離れ結局ハンナは1人に。
そんな時にブライスが現れ、身の危険を感じるハンナ。逃げようとするもブライスにつかまりレイプされてしまうのです…
もう書くのも辛いし、見るのも辛いし、思い出すのも辛い…
身も心もズタボロにされたハンナ。テープに記録として残すためにリストを作成し始めました。
その真実を知ったクレイはブライスの家に行きレイプの事を聞き出します。そして殴られるクレイ。それでもクレイは諦めずレイプのことを聞き出すことに成功しました。
帰りの途中で喜びを爆発させるクレイ。恐らくクレイはブライスの声を録音していたのでしょう。挑発し自白させることに成功したため喜んでいたんだと思います。もしこれが本当だとしたらクレイはナイスなことをやってのけましたね。
【13の理由】シーズン1第12話 挿入曲
『Ain’t No Rest for the Wicked』ケージ・ジ・エレファント Cage the Elephant (Expanded Edition)12:30あたり。ハンナのお使いシーン。 『Ain’t No Rest for the Wicked』ケージ・ジ・エレファント Cage the Elephant (Expanded Edition)53:30あたり。精神的にも肉体的にも追い詰められたハンナがリストを作り始めるシーン。 |
感想まとめ
ハンナが自殺するまでの経緯。(9話〜12話まで。)
夏のパーティーでハンナを襲った3つの悲劇。
- ジェシカがブライスにレイプされていた場面を目撃。
- シェリが標識を倒してしまった時、ハンナも一緒に乗車しており、その後ジェフがその場所で事故を起こしなくなる。
- セックス中にクレイを追い出してしまったこと。
そして12話での出来事。
限界を迎えたハンナはリストを作成。
辛すぎてヤバイです。クレイがハンナの自殺に関わってなかったことはホッとしました。クレイにはこれからもハンナのために戦ってほしいですね。
【13の理由】シーズン1最終13話(ネタバレ・解説)ハンナの最後