どうもローズです。
『13の理由』シーズン4最終13話まで見たネタバレ感想解説です。
Netflixの人気シリーズ13の理由もとうとう最終シーズンを迎えることになりました。ハンナが登場していた初期の頃が懐かしいですね。
今まで様々な闇が暴かれてきましたが、それも今回で最後です。クレイたちはどんな運命をたどるのでしょうか。
それでは、振り返っていきましょう。
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目次
【13の理由】シーズン4 内容・解説(ネタバレあり)
シーズン4までの流れを軽くおさらい。
- シーズン1 ハンナが自殺した理由が録音したテープによって明かされる。
- シーズン2 ハンナの死から5ヶ月が経過したタイミングでリバティ高校に対する裁判が行われ、登場人物たちがハンナの死と向き合っていく。
- シーズン3 ブライスが遺体で発見され、最終13話でブライスを殺した犯人が明らかになる。
- シーズン4 シーズン3で起きた全ての事件が解決される。
シーズン4ではウィンストンがクレイたちを追い詰める?
ここからはかなり踏み込んだネタバレが含まれますので、シーズン3まで視聴していない方はご注意ください。
ブライスの件で疑われていたクレイたちを守るために、アニは刑務所に連行されたモンゴメリーに目をつけ、 無実の罪を負わせました。
モンゴメリーは刑務所で殺された為、事件は解決という扱いに。
しかし、モンゴメリーが犯人じゃないと知っていた人物が1人だけいました。ウィンストンです。ウィンストンは、ブライスが殺されたときモンゴメリーと一緒にいたからです。
シーズン3の最後、”彼は犯人じゃない”とアニに対して語りかけたウィンストン。
シーズン4ではウィンストンが無実の罪を負わされたモンゴメリーのために、クレイたちと戦う姿が描かれます。
1話 あれから、、、
ブライスとモンゴメリーが殺され、秘密をなんとか隠してきたクレイたち。このまま無事に高校を卒業できれば良いんですけど、クレイたちの身に何かが襲いかかろうとしていました。
シーズン4で主役となるのがクレイ、ジャスティン、トニー、ジェシカ、アレックス、タイラー、ザック、アニ。シーズン1と比べて、ずいぶん人数減りましたよね。女性に限っては2人だけ。
以上に加え、もうひとり新たに主役として追加されたのがウィンストン。このウィンストンがクレイたちをかき乱すことになります。
モンゴメリーの無実を証明するために、ウィンストンはリバティ高校に入学してきます。証拠を集めて、モンゴメリーの無実を証明する事が彼の目的。一夜を共に過ごしましたし、モンゴメリーの無実を晴らしたがるのは当然でしょう。
あともうひとりモンゴメリーの味方であろう人物が登場しました。モンゴメリーの妹エステラです。今回はジェシカが主催してる団体、ハンズオフに加入していました。彼女が今後どういった存在になるのかは不明です。
クレイとアニはまだ付き合ってましたね。長続きしそうにないと思っていたんですけど意外に続いてる。あとジャスティンがゲイであることに驚いた。
ジャスティンはジェシカと別れ、ザックはなんか変で、トニーは家族を取り戻すために苦しんでいました。
アレックスや他のみんなも元気なかったですしやはり事件のことを引きずってる様子。その中でも特に苦しんでいたのがクレイ。パニック発作や頻繁に幻覚に悩まされていました。心配です。
最後にクレイがブライスを銃で脅してる映像が警官に見られてましたね。これは厄介なことになりそうです。
2話 始まった嫌がらせ
ウィンストンがリバティにやってきてから、数々の嫌がらせを受けるようになったクレイ。今のところ、犯人は誰なのか検討も付きません。
真実を知りたがっているウィンストンか、アメフト部の人たちか、それともクレイの仲間の誰かか。誰が疑われてもおかしくない状況でしょう。
確かなのは誰かがクレイをはめようとしていること。このままだと逮捕される可能性も出てくると思います。
ウィンストンがモンゴメリーを犯人じゃないと知っているのは、アニとクレイだけ。クレイは仲間たちにウィンストンの正体を知らせるかどうか迷ってましたね。でも知らせないのが無難でしょう。知らせることで事態が悪化するよりは全然いいと思います。
幻覚に悩まされていたのはクレイだけじゃありませんでした。ジェシカもブライスのトラウマに悩まされておりかなり深刻な模様。これは、一生付き合っていかないといけない問題なのかも知れません。実際にレイプされた女性もこんな感じで悩んでると思うと胸が痛くなります。
そして一番気になっていたザックの状態。ハイになって吹っ切れたかと思いきや、やはり悩んでいました。クロエの前で本当の姿を見せたザック。今後の展開が気になります。
3話 嫌がらせの犯人
クレイは電話で直接、嫌がらせを受けるようになっていました。電話の相手はモンゴメリーと名乗って、声を変えクレイに様々な指示を与え続けます。
嫌がらせは徐々に酷くなっていき、クレイはどんどん追い込まれることに。そして極限まで追い込まれたクレイの目の前に現れたのは、アメフト部のメンバー。
今までのクレイに対する嫌がらせはアメフト部でした。結構な人数で行動してましたね。モンゴメリーをはめたのはクレイだと思われていたみたい。散々な目にあったクレイの精神状態が心配です。
ウィンストンとアレックスはまさかの恋愛関係にまで発展しようとしてました。モンゴメリーのためなのか、それとも純粋にアレックスのことが好きなのか。ウィンストンの本心が気になります。
今のところ目立った行動がないウィンストン。今の感じだとクレイたちを追い詰めるというよりただ真実を知りたがってるような気がします。でもまだ油断禁物です。
タイラーは警官に事情聴取されてました。その様子を心配そうに見つめていたトニー。タイラーが何を話すのかが心配で不安なんでしょうね。
4話 森のキャンプで、、、
クレイたちは卒業前のキャンプ旅行に参加しました。嫌がらせのモヤモヤが消えない状態で、どこかさえないクレイたち。
キャンプ開始と共にいたずらされたアメフト部のメンバーと揉めるクレイ。その後再び、何者かに捕まり嫌がらせを受けます。
またアメフト部なのかと思いきや、彼らも嫌がらせを受けていました。一体森で何が起きているのか?他にも不審なメッセージも届いており、嫌がらせは続いていました。
ウィンストンの秘密を知るのはクレイとアニだけ。心配事をこれ以上増やさないためにも内緒にしていた2人。
しかしアレックスがあまりにもウィンストンと一緒に居たため、心配になったクレイが我慢できずに話してしまいます。
身の危険を感じたアレックスは唐突にウィンストンの元を離れました。その後、タイラーもウィンストンの秘密を知ることに。
タイラーは、その秘密をウィンストンの前で喋ってしまいます。これは嫌な予感しかしないですね。ジェシカたちが知ったら大事になりそう。
モンゴメリーの知り合いと知られた途端、タイラーとアレックスに距離を置かれたウィンストンはクレイたちのことをより怪しむことに。
5話 秘密のパーティー
薬物検査でクレイに陽性反応がでるも、陰性のジャスティンも疑われる事に。今までの経緯からジャスティンが疑われるのは間違いないですが、なぜクレイに陽性がでたのか。
2人ともやってなさそうでしたし、やってたとしたら誰かにハメられた可能性があるのかも知れません。
最近、クレイたちの行動が両親にバレてますけど、なぜなのか?秘密のパーティー計画もバレており誰か黒幕がいるに間違いないでしょうね。
サイラスが久々に登場しましたね。クレイは大人に知られずに情報を共有する方法はないかと、タイラーに協力を求めます。見事パーティーは開かれ、作戦は成功。
しかしパーティーでクレイがまたしてもやらかしました。童貞を卒業したものの、セックス相手の彼氏を殴り周りはドン引き。溜め込んでいた不安が爆発しましたね。ちなみにアニとは別れていたみたい。
ウィンストンはディエゴにモンゴメリーがゲイだったことを告白。いきなりの告白にディエゴは動揺するしかありません。
トニーとジャスティンはタイラーが銃の売人と取引してる様子を目撃。タイラーの目的とは?気になるところです。
6話 やりすぎた訓練
学校で突然、ロックダウンが開かれる事に。銃撃事件が起きたかと思いきやただの訓練でした。さすがにやりすぎ、、、
生徒たちは銃撃事件だと信じ込んでいましたからね。リアルを感じてもらうために救助隊を読んで発泡したり、ドアを叩いたり、しかもタイラーが疑われる羽目になったし。一体何がしたいんだか、、、クレイが起こるのも無理ない。
今回の件でわかったとおりタイラーは本当に克服してるのが分かったと思います。個人的には克服してると思ってたので全然驚きはなかったです。
ザックはウィンストンに色々と打ち明けてましたね。ブライスを殺してはいないけど痛めつけたことなど。
それに対しウィンストンは、殺していないと思えるのは、真犯人を知ってるから?とザックに問いかけました。やっぱり色々と喋らないほうが良いですね。
あと、ウィンストンはアレックスのことを愛しているみたいです。しかしアレックスは最近中のいいチャーリーとキスをしていました。シーズン4で一気にゲイのカミングアウトが増えましたよね。
最終的にどっちと付き合うのか気になるところです。
7話 悲しいニュース
母親の件で姿を消していたアニが帰ってきました。しかし、ジェシカと以前のような関係は、保てなくなります。
アニは過去にブライスと関係を持っていますからね。でもブライスが苦しんでるときに手を差し伸べたアニは全然悪くないと思います。なんというか、すごく複雑ですね。
7話にきてブライスの母親が登場しました。アニはブライスの母親から、息子のために貯めた学費を使うように進められます。ブライスの母はアニに感謝しており、その恩返しをしたかったのでしょう。
ザックは、ウィンストンやディエゴに真犯人の白状を迫られますが、何も語る気はありません。
ジャスティンには悲しいニュースが飛び込んできました。実の母親の死です。死因は恐らくドラッグの過剰摂取。辛い毎日が続いている中、今回の件はジャスティンを更に苦しめることになりました。
トニーと外出禁止中のクレイはタイラーの取引をやめさせようとします。すると警察に見つかり、またしてもやらかしてしまうことに。
8話 ストライキ
生徒たちを監視していたのは学校側だったんですね。州法に従ってやってるとはいえ、度が過ぎてる。
学校で普通に警官が監視してるなんて生徒からしてみればたまったもんじゃないでしょ。いきすぎた安全対策に、監視カメラ、金属探知機、など、これで普通に学校生活をおくれって言われても無理がある。
そしてとうとう生徒たちは怒りを爆発。クレイやジェシカを筆頭に生徒たちはストライキで警察に立ち向かいました。
ストライキは徐々に酷くなっていき、最終的には爆発事故まで起きてしまいます。驚くべきはその後でした。
なんと爆発事故を起こした犯人はクレイでした。クレイが車に火をつけた証拠の映像がしっかり残されていました。
しかしクレイにはその時の記憶が全くなかったのです。その後クレイは、全ての記憶を思い出しました。今までのイタズラは全てクレイによるもの。
いや〜モヤモヤがスッキリしたと思ったらまさかのクレイだったとは、、、まさかの展開、、、
9話 望んでないラスト
高校最後のダンスパーティーということで、どこか落ち着きのない生徒たち。プロム中止を防ぐためにクレイたちは親を味方につける作戦に出ます。
ジャスティンはドラッグに再び手を染めてしまいます。間違いなく母親の死が影響でしょう。クレイは自分が学校で起こした迷惑行為を差し障りのない範囲で親に打ち明けました。
タイラーはエステラとプロムへ向かうことに。ちょっと前だとありえない組み合わせ。なんか普通に嬉しい。アレックスはチャーリーの猛烈なアプローチによって会場へ向かいました。
ディエゴはジェシカのことを諦めたみたいですね。結局、ジェシカとジャスティンはくっつく運命なんですよ。なんとなく分かってましたけど。
プロムでMVPに選ばれたペアはアレックスとチャーリー。ウィンストンとの関係は完全に終わったみたいですね。
楽しいダンスパーティーも終わりを迎えようとしたとき、ジャスティンがその場に倒れました、、、無事だといいんですけど…
10話 おしまい
ジャスティンはエイズで苦しんでいたのか…ジェシカと付き合えなかったのもエイズの影響によるものでした。
弱ってるジャスティンを見てるとこっちまで涙が出てきた…最後、クレイと両親に見守られるシーンは涙が止まらなかった…
大勢の生徒が病院に駆けつけジャスティンの最後を見守りました。兄弟のように毎日一緒に居たクレイが一番つらかっただろうな〜。振り返るだけですごく寂しい気分に襲われる、、、
アレックスは事件の真相を知りたがっていたウィンストンにすべてを話しました。ウィンストンは告発する事を取りやめ、探査も打ち切り。様々な要素が絡み合ってこのような結果になりました。
クレイたちは、ようやくつらい日々から開放されることに。
高校生活では考えられないほどの経験を積んだクレイたち。振り返ると色々ありましたね。ハンナから始まって、ジェフ、ブライス、モンゴメリー、ジャスティン。
それも今日でおしまい。卒業式では堂々とクレイらしいスピーチをやってくれました。嬉しいことにコートニーとライアンの姿も。
ジェシカはブライスの亡霊と決別。そして全員でハンナの母親から届いたテープを、最初に聞いた場所に戻しました。
最後はクレイとトニーの運転シーンで幕を終えます。シーズン1の最初で見た光景。懐かし〜。
【13の理由】シーズン4 感想 全てを見終えて
シーズン4もこれまでと変わらず色々ありましたね。終わり方には賛否両論あると思いますが、個人的には納得のいく内容でした。
13の理由はこれまで自殺、いじめ、ドラッグなど様々な社会問題を取り扱ってきました。シーズン4でも不安障害、LGBT、暴力など色んな問題を取り扱っており生徒たちの悩みは尽きません。
特に印象的だったのがLGBT。昔はカミングアウトなんて許されなかった時代。でも今はゲイやレズビアン、バイセクシュアルなどが普通に理解され、受け入れてもらえる時代。
世の中も少しずつではありますが、いい傾向に傾いているなと感じました。こうやってドラマにすることで実際に悩んでる人の助けにもなると思います。
クレイたちを追い詰めるのはウィンストンだと思っていたんですけど、意外にも違ってた。まさかのクレイ自身が追い詰めていたという。今までに起きたことを考えると、そりゃそうなるか。
シーズン4ではモンゴメリー中心にストーリーが展開。誰も知らないモンゴメリーの裏の顔が描かれました。妹のエステラが出てきた時はどうなることかと心配しましたけど、最終的に事件は解決のままで終了。これでよかったんですよ。
アレックスが捕まれば事件は解決。そんな単純な話ではないからですね。保安官や、ウィンストンもそれを理解してくれましたし、ベストな終わり方だったと思ってます。
なんやかんやで色々考えさせられましたし、ここまで熱中できたドラマもなかなかない。これで終わりなので少し寂しいですが、クレイたちが無事に卒業できてホッとしてます。
それでは!